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思わぬところで点と点がつながると

生きていると、思いがけないところで点と点がつながることがあります。

先に言うと、LA自然史博物館で星野道夫の世界を追体験しました。


わたしのお気に入りの本に、
星野道夫の紀行があります。
彼はアラスカを拠点に活動した写真家です。

厳しい自然環境の中で人間が暮らしていく様子は、いつもわたしを勇気づける。
忙しい東京時代、この本は「読むくすり」でした。

昔Instagram用に撮ったやつね


ところで、この本にはアラスカの自然描写がたくさん出てきます。

川のせせらぎや雪解けなど、ウンウンすてき〜!とイメージできます。

しかし"ムース""カリブーの群れ"
などと言われても、よくわかりませんでした。

Google先生は
「ムースはヘラジカ、カリブーはトナカイ」
と画像付きで教えてくれるけど、ピンとこない。

そのまま特に追求せず、長年記憶の隅に置いていました。


しかし

ちょっとしたおでかけで訪れたLA自然史博物館で、
本物のムースとカリブーに出会えました!!

ムース!
カリブー!

ハリーポッターが杖に出会ったとき、ブワって風吹きますよね。
ああなりました。

(すいません盛りました)

本物の剥製の背景には、奥行きのあるアラスカの自然。
展示の前にくると、自分が彼らの中に紛れ込んだのかと錯覚します。

アラスカの冷涼な空気まで感じて、驚きました。
(いや、剥製の部屋だったので冷房がしっかり効いていただけです。)

映画「ナイトミュージアム」に出てくる展示もこれだったなぁ。
調べたら、ロケ地がアメリカ自然史博物館inNYだそう。

剥製たちが夜に動き出したら面白いと制作側が思うのも無理はないです。めちゃリアル。本物なんだけど。

点と点が繋がり、星野道夫の世界が立体的に立ち上がります。
初めて見るものが過去の経験と結びつくと、とても興奮するもの。

人生30年経って身の回りの価値観が固まってきていますが、
今後も結びつく材料をたくさん用意したい!

そのために、意識的に初めての経験をしていこう!

わたしはカリブーの前で誓いました。

ではでは、良い一日を!




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