カルロス・ガルデル作品を弾く
美しい歌の作品を沢山生み出した、アルゼンチンの歌手であり俳優であった大スター、カルロス・ガルデルの作品を中心にお送りするコンサートを、仙台在住のサックス奏者 宍戸陽子さんのお誘いで、宮城県石巻市と宮城県仙台市と2ヶ所で開催しました。
石巻市は、旧観慶丸商店という、かつての百貨店であり、現在まで陶器の販売を行っているお店の古い建物を利用した素敵な空間で行われました。
宍戸さんチョイスの会場は、いつも素敵空間が多く、お客様もきっと足を運ぶのが楽しい場所ではないかなと思います。
内容は、ほとんどがガルデルや南米の作品で、その他ガルデルと似た境遇にあり私の出身地、笠間とゆかりのある坂本九の作品も取り上げたり、などしました。
歌手の坂本九さんもガルデル同様に飛行機事故で人気絶頂の時に命を落とすことになります。本当に名曲が沢山残ってますし、似ているところばかりでした。
石巻市は震災の被害も多くありながら、復興も進み、多くのおしゃれなお店ができておりました。
そして、登米市出身でそこから自転車で映画を見に石巻に通ったという石ノ森章太郎にちなんだ漫画館や、彼の作品の登場人物達が市内の至る所におり、かつて漫画で町おこしをしたこの石巻市で、とても大事にされてるのだなと実感。
翌日は、仙台市で同じプログラムを演奏。
アートスペース・リュミエールで開催。フランスのリュミエール兄弟にちなんだ素敵空間でした。
前日と変わりこの日はグランドピアノでお送りしました。またサウンドの変化もあり、楽しく演奏させていただきました。
ガルデルの作品はどれをとっても名曲ばかりで、本当に美しく心に響くものがあります。全てが口ずさめそうな点も、こうして長く愛されてる理由かなと感じました。
この企画は、是非たくさんの人にこれから知って欲しいなぁと思いますし、まだまだ新たな素敵な作品にチャレンジしていきたいと思ってます。少しずつ、宍戸さんと一緒にこれを各地に紹介していけたら嬉しいです。
帰りの仙台は、七夕祭りへ向けての飾り付けで、華やかになってました!楽しい滞在となりました!
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