いじめの起承転結 自分の正解
自分が体験してきた事、環境しか語れないのはご了承ください。
いじめは小学4年あたりから目についたり、意識してたと思います。
昨日までグループだった友達全員から、突然無視をされるとかの内容です。
暴力などは一切ありませんでした。ただ話しかけても、分かりやすく無視をされます。
この集団無視のターゲットにある日、自分が選ばれました。
教室に入った瞬間、リーダー格の人の咳払いの合図で総無視状態になりました。
女子とは話せるのですが、現在無視されてるのが自分だというのは、女子も
解っているため、仲良く笑ったりは出来ません。
そんな状態が2週間くらい経ったころ、次のターゲットが決まったらしく、
いじめのリーダー格の人がグループであいつを無視しようぜと話しかけてきました。
孤独だった自分は承諾してしまいました。
だけど、2日目くらいで、急にチカラに屈した自分が許せなくなり、
現ターゲットの人にアホらしいから仲良くしようと声をかける事にしました。
翌日びっくりしたのが、今度のターゲットが自分に戻っていたのです。
昨日声をかけた人も混ざっていました。
なるほどと理解しました。
そこから自分の行動は奇妙な方向に向かいます。
授業が終わったら、他のクラスで孤立してる人に声をかける事にしたのです。
全然趣味も遊ぶゲームも合わない人もいましたが、孤独同士だと色々話せます。
人間は弱いので、他のクラスの孤立者も、いじめ側にまわる事もあります。
自分は意地でも孤立してる側に話しかけます。
そこに正義や悪はありません。何かのきっかけがあったから無視されているのでしょうが、悪い事してしまって孤立しててもお構いなしに孤立してる人に話しかけます。
5年生、6年生と4クラスあったので、自分の行動が途切れる事はありませんでした。
そして、転機が起こります。自分のクラスのリーダー格にずっと君臨してた人が無視のターゲットを受ける事になりました。
孤立した元リーダーに話しかけると、彼は泣きました。
一瞬で4クラスに話しが広がり、元リーダーをこらしめたと曲解されたのです。これまでに孤立仲間だった人たちも集まってきます。
よくわからないけど、中学1年と3年で学級代表になりました。
もっとわからないのが、高校1年でも学級代表になりました。
正義についても悪についても、うやむやで、解決すらされていませんが、自分が孤立したなら他のクラスの孤立してる人と話しに行こうが、自分の中での正解だったようです。
いじめには色んなパターンがあります。暴力やお金などのケースに自分は
当てはまりません。
こんな例もあったという事を知ってくれると嬉しいです。
余談ですが、孤立のイメージが強すぎて、学級代表だったのに、本来同窓会の計画を立てる側なのに、友達を通して誘われたのが1回きりで、1度も同窓会に参加していません。
お酒が飲めないのと、大勢が苦手なのを理解してるんだな皆。
全くもうと、プラス思考で今日も生きています。