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ああ、怖かった。怖かった。

飲酒による鬱、いわゆる酒鬱きっかけなのか、昨夜は何年かぶりに発作が出そうになってしまった。心臓がバクバクして落ち着かないので、夜中に散歩してみたりしたがおさまらず。
どうしよう、どうしようと家の中でも歩き回っていたら、あらゆる不安が束になって私におそいかかってきた。呼吸の方法がわからなくなってしまった。ねえ、ほぼ陸で溺れている状態。

特段過呼吸やパニック持ちではないのだけど、時々それに近い小さな発作が起きることがある。学生時代など過呼吸で倒れ込む女子を何度も目の当たりにしたが、ああいう感じではない。
私はいつも小さく密かに息ができなくなり、一人で誰も居ないところに行き、嵐が過ぎ去るのを待つ。発作が起きようとも、こうやって人を頼ることができないからいつまでも完治しないような気すらする。実際学生時代に過呼吸で何度もバターン!と倒れていた子は、おとなになるにつれ、いつの間にか克服していたようだ。そういうパターンばかりではないだろうけど、よかったね。

昨夜はヤバくなれば救急車を呼ぼうか、歩けるうちに近所の大きな病院を訪ねてみるか(深夜)などと朦朧とする頭で考えていた。ビタミンでもなんでもいいから点滴の1つでもしてもらったら収まるようなきがしていた。

頓服を2つほど飲んで、Youtubeを見ながら呼吸法を試していたら落ち着いてきた。ふう…また自分で鎮めてしまった。妙な経験値がたまっていく。青豆はまた強くなった…

癖にならないとよいけど、今日の予定は明日に回してゆっくりすることにした。

あらゆることが取り返しのつかないような焦り、冷や汗、震え、怖かった。怖かった。そのときに思い浮かんだようなことは、パンドラの箱に入れて見ないようにしていることだった。

死ぬほど努力して入った大学を辞めた頃、私には時々発作が出ていた。その頃はうつ発症の頃でどうしようもなかった。

死ぬほど努力して入った会社を辞めたから、またこうなっているのかもしれない。辛い決断だった、辛かった、辛かったね。セルフハグなどしてなんとかやり過ごすしかない。なんとか、かんとか。

ああ、怖かった。怖かった。

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