
今、辛い思いをしている人へ・・・
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです

今日はクリスマスですね。
街は11月中旬くらいから、ずっとクリスマスモードで、お店に入ってもクリスマスソングがずっと流れていました。
今は結婚して子供達がいる私ですが、実は24歳から30歳くらいまで、クリスマスはずっと一人だったんです。
当時の彼(今の夫)と別れてから、彼氏がいたこともありましたが、クリスマスはたまたま独りでした。
だから、クリスマスソングを聞いたり、街のキレイなイルミネーションを見るたびに、今でもしっかりと”寂しさ”切なさ”がこみあげてくるんです。
妙に寂しくなってしまって、外出を控えたりとかするくらい・・・
もう記憶は薄れているのに、ハートが感情を覚えているのだと感じます。
**
私のクライアント様の中でも、寂しいクリスマスを過ごしている方がいるのだろうか・・・
そんなことを気にかけていました。
クライアント様だけではなく、この記事を読んでいただいた方の気持ちが、少しでも楽になればと、この記事を書いております。

人は誰しもがポジティブな面とネガティブな面を持っていて、どちらが出てきやすい方は、その方の長年の癖や習慣によるところが多いものです。
しょっちゅう愚痴や悪口、不平や不満を言っている方も、ちゃんとポジティブな面を持っているんだけれど、ネガティブな方にアクセスしやすいような癖や習慣がついてしまっているってことなんです。
では、その習慣ってどこからつくのか、というと、それは「環境」と「周囲の人」です。
特に人からは非常に影響を受けます。
いつも不幸そうな人、愚痴や不平不満が多い人というのは、必ずと言っていいほど、周囲には同じようなタイプか、あるいは、その人が「不幸であれば自分の傍から離れていかないから」と、ただ共感していつまでも、その場所に留まらせたい人たち。
上に引っ張るようなアドバイスをするような人は、あまりいないことが多いです。
「よっしゃ!がんばる!このままではいけないんだ!」
そう思い始めると、そこから抜け出し、違うタイプの人と繋がり始めると思うんですけどね。
ポジティブな人や明るい人達っていうのは、いつも努力しているんです。
努力というのは、ポジティブで明るくいる努力です。
人は放っておけば、どんどんネガティブになります。
だって、心配や不安や悲しみの感情って大きいですから・・・いっつも気になってしまうし、そこばっかり見るのが人の本能だと思うんですよ。
そこを敢えて、自分を奮い立たせてポジティブに軌道修正させるんです。
しかも、毎日毎日です。
どんなに大変でも、必死になって足を前に出すんです。
その過程で、同じようなポジティブな人がいたらその人に引っ張ってもらったり、憧れて自分も真似したり・・・
そんな風に生きているうちに、1人で何かに取り組む時間が増えたり、孤独に強くなったりしていくものです。
ポジティブな人って1人なんです。
1人で生きる覚悟や力強さがあるんです。
だからこそ、誰かを支えて愛することが出来るんです。
本当の愛を出せるのは、ポジティブで前向きな人だけです。
ネガティブな人の愛は、愛を装った依存です。
依存がそんなに悪いことだとは思わないけれどさ・・・

今、たまたま1人で寂しい人もいると思うんです。
多くの人が家族や恋人と過ごしているのに、自分にはそんな人いないなあ。寂しいなあ。平日だし、残業思いっきりしちゃおう!とか。きっといると思うんです。
でも、大人になったら寂しいなんて言ってらんないし、辛い気持ちをぐっと堪えて何かに取り組んでる人もいるでしょう。
今あなたが寂しいのは”誰かを愛せる為の修行中”なだけで、あなたの人生がこの先もずっと寂しいわけではありません。
頑張っても何年も報われない、そんな人は、きっと長い人生の中で、たまたまそういう時期にある場合もあります。
成長閾値とは順調な右肩上がりではありません。多くが最初はあまり変化が見られず、しばらく経ってからぐんと一気に上がっていくものです。
努力がすぐに実らないのが人生でしょう。
だからこそ、人生は辛く苦しいものでありながら、ドラマティックでもあるのです。

外の風は冷たく、年末年始に仕事がお休みに入ってしまうと、何をしていいのかわからなくなってしまう方もいると思います。
私には、年末年始に逃げるように一人で旅行に行っていた時期がありました。
今どんなに寂しくて辛い思いをしていても、自分が幸せになることを諦めないでください。
諦めなければ、理想通りにはならないかもしれないけれど、人生って必ずなんとかなるものです。
29歳のクリスマスの日、私は血痰が出ました。
当時の私は、一つのことがきっかけで、積み木崩しのようにいくつもの悲しい出来事が重なり、数年前から心身を壊し、新しい仕事には就いていたものの、仕事、恋愛、お酒、タバコに依存し、今考えるともう本当に恐ろしいような習慣や癖がついておりました。
タバコは2箱目を空けてしまうくらい・・・
食欲もないので空腹で喫煙しては、吐き気を感じて職場のトイレに駆け込む日々。
吐けば数時間後に急激に空腹が襲ってくるので、歩けなくなって道端に座り込んだり、見かねた上司が食事を買ってきてくれたり。
そんな日々を繰り返しているうちに、ある日血痰が出たけれど、自分の体を心配もしませんでした。
このまま死んでもいいや。。
そんな感覚すらあったような気がします。
髪はボロボロ、目の下は常に真っ黒なクマが出来ていて、そんな自分を隠したくて厚化粧に派手な服装。
自分に寄ってくるのはクズ男ばかりだと思っていましたから、男性の優しさには、全く気が付くことがありませんでした。
だから男性嫌いでした。
そして、結婚している女性に対しては、「平和ボケした、能天気な女たち!仕事ばかりしている私を見下して、馬鹿にしてる。」そんな風に思っていました。
この世の中に絶望して、毎日電車で座れば泣いていたのが今から15年前です。
そんな私は今は結婚して母親になり、健康に気遣い、ランニングしたり、カウンセラーになっている。
自分でもびっくりです。
今は絶望しているあなたも、きっと、何かがきっけで変わるときがやってきます。
だから、今辛くても大丈夫。
幸せになることを諦めないでくださいね。
↓↓↓【渡辺サヤのカウンセリング情報です】↓↓↓
■現在12月末までカウンセリングは満席となっております。
来年2025年1月は年始から募集開始します!
■湘南のフリーマガジン「Malia」にパートナーシップのコラム提供しています!12月号が12/2に発行されました!湘南地区のクリニックやショッピングモールにてお手に取っていただけます。読んでくれたら嬉しいです♡
■ 渡辺サヤprofileです
