"恋人にだけ異常に寂しさを感じる"お悩みに回答しました。
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
mariさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
過去の私なのではないか?と思うほど、共通点がありましたので、回答させていただきますね!
実は私も現在の夫に出会うまで、お付き合いしてもすぐに冷めてしまうような、ドライで自立心が強いタイプでした。
もう毎日連絡が来たりするだけでウザイ・・・
「会いたい」なんて言われたら「他にやることないの?」なんて言うタイプだったのに、夫に対しては豹変したように甘えん坊になってしまいました。
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親を背負って生きてきた人というのは、早くに自立しますよね。
相談文から、mariさんの彼もDVのお父さんからお母さんを守ったり、男兄弟もいなかったようだし、まるで、一家の大黒柱のような役割を小さい頃から引き受けて来たようです。
そういう男性というのは、一緒にいるとしっかりしているぶん、安心感があったり、彼女の感情を受け止めることが出来たりと、ついつい依存心が引き出されてしまうものです。
そしてここは余談ですが、もっと深いところでお話しすると、彼も依存心を癒す必要があるので、それを自分に気づかせるために、パートナであるmariさんが依存心MAXで苦しむ・・・という状況になることも多いものです。
こういう男性とお付き合いし始めると、私ってこんなに甘えん坊だったんだー!という新たな発見がされるとともに、こんな寂しい気持ちどうしたらいいの?って戸惑ってしまうことも少なくないと思うのですよね。
今までしっかり者として生きてきた女性は、依存心を嫌ってしまうので、自分の中の依存心を感じると、それだけで自分を責めたり、自己肯定感が下がってしまいます。
その結果、こんなダメな自分が愛されているのか不安になって、彼に愛されているのかを確認したくなってしまうのですよね。
でも、そんなに甘えてばかりいられない!って頭では理解しているので、依存心をなんとか抑え込もうとします。
それが、苦しい恋愛の正体かなあって思うのです。
何をしたって寂しい・・・
喉の渇きが決して癒えないようなそんな苦しさに、我慢し続けるので、そのことでエネルギーを使ってしまい、本来であればやりたいことや没頭し続けられることに、取り組むエネルギーが既にないわけですよ。
恋をすると弱くなる
そんな言葉がぴったりの女性になってしまうわけです。
ではどうすればいいか?なんですが、今感じている寂しさ(依存心)は一体いつから感じていたものなの?ということに、カウンセラーとしてはやはり着目してしまいます。
mariさんのおっしゃるとおりです。
5歳頃から抑え込んでいた依存心が、恋愛感情をきっかけに一気に噴き出しているんですよね。
感情は抑圧しても決してなくなるわけではありません。
それどころか、抑圧した感情はシャドー(影)となり、私たちを時には無意識に振り回し、人生までもコントロールできない状況にてししまうこともあります。
なので、抑圧した感情をきちんと認めて、しっかりと向き合い、昇華していくことが大事なってくるのですよね。
お父さんに手紙を書いてみてはいかがでしょうか。
もちろん出さなくてもOKです。今お父さんに話したいことは何でしょうか?
本当はずっと一緒に居たかった
本当は大好きだった
本当は愛して欲しかった
本当は私を一番に思って欲しかった
そして、もっともっと甘えたかった。
手をつないだり、肩車してもらったり、一緒に遊んで欲しかった。
そして、こんな正直な気持ちを一度紙に書き出してみませんか?
書いている途中に沢山泣いてみてください。
5歳の子供みたいにわんわん泣いたっていいです。
そうはいっても、ここは結構しんどいこともあると思うので、mariさんが安心してこの作業が出来るようにカウンセラーに頼ることもお勧めします。
私で良ければ伴走しますので公式ラインからご連絡くださいね!
「自立しすぎ」という状態から、依存心の取り扱い方をある程度出来るようになったら、次は相互依存という、バランスの良い状態の自分に出会える気がします。
お互いに同じような傷を持ったmariさんと彼が、素晴らしいパートナーシップを築かれるのを応援しています!
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