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「繊細さん」の自分に気づいたら、少し生きやすくなった話

こんにちは。

Karinです。


さて、今回は
私が休職中に読んだ
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』から

気づいたこと、
考え方や普段の生活に取り入れた小さな変化、

それらによって、生きるのが少し楽になったことを

振り返っていきたいと思います。


「繊細さん」である自分を好きになったわけ

私はこれまでも、「繊細さん(HSP)」についての本をいくつか読んできました。

チェックリストや本で書かれていることを通して、
恐らく自分はHSPであることを自覚しながらも、

(武田さんの本も、チェックリストは98%くらいの項目が当てはまりました。笑)

そんな自分の性質をポジティブに捉えることができていませんでした。

一般的な人よりも「敏感」だったり、
より「繊細」な自分が、少し嫌で、

生まれ持ったものだから変えられないし、
仕方がないことだと理解しつつも、

そうじゃなかったらいいのにな、と思う時もありました。


しかし、武田さんの本を読んで、

繊細さんはたくさんの情報を収集し、
感じる力があるからこそ、

上手に使えれば、それは自分の強みとなる。


そして、何よりも、

「あなたはそのままでいいんだよ!」

「あなたの素敵なところを押し殺すんじゃなくて、
存分に活かして、自分らしく生きていいのよ!」

という武田さんのメッセージがとても響いて、

「繊細さん」である自分を
受け入れられるようになりました。


自分の「繊細さん」の性質を捉え直せたことで、

「繊細な自分」「敏感な自分」って
思ってたより悪くないかも?

むしろ、そういう自分もいいんじゃない?

と思えるようになりました。


今年出会ってよかったな、と思える
そんな本のひとつでした。


「繊細さん」の自分を受け入れ、生きやすくするために

武田さんの本のもうひとついいところは、

かなり具体的に
「繊細さん」がストレスを感じやすいモノやコトが
紹介されていることです。


これまで私は、道を歩いているだけで、
車やバイク、トラックの音がどうしても気になって、

大きな音がすると
かなりびっくりして、どっと疲れてしまう。

周りの友だちはそんなの気にもしていないように見えるし、
私っておかしいのかな...?と思っていました。


でも、武田さんの本を読んでからは、
あ、これ「繊細さん」の中では普通なんだ、
と思えて、

それからは、
外を歩く時は基本的に
ノイキャン付きイヤホンをつけるようになりました。


前までは、
「たかが外を歩くだけで、ノイキャンつけてる自分、なんか嫌だな、、」と思って
我慢できそうな時はつけないようにしてたりしてましたが、

最近はそんなのお構いなしに付けています。笑

いらない我慢はしないで、
自分を労ってあげようと思えるようになったからです。


他にも、絶対つけないといけない場面ではなくても、
万が一嫌な匂いがした時に、それを感じにくくするために、

人混みや電車の中ではなるべくマスクをつけるようにしたり、


寝る時は必ず部屋を真っ暗にして
光の刺激を抑えたり、

家にいる時は
とっても触り心地がいい
雪だるまの人形を頻繁に触っています。笑


小さいことだけど、
こうやって積み重ねていくことで、

知らないうちに感じて、
蓄積されていく刺激を抑えられ、

刺激過多で疲れることが減りました。


「繊細な自分」が心地よいと感じるもの

「繊細さん」は感じる力が強いからこそ、

繊細ではない人と比べると、些細なことにも
幸せや喜びを感じられる、と

武田さんは本に書いています。


私は休職中に武田さんの本を読んだのですが、
復職に向けた準備のひとつとして、

「繊細な自分」が心地よいと感じるものをたくさん書き出して

部屋の壁に貼るようにしました。


ここでは私が心地よいと感じるものをいくつか紹介します。

  1. 肌触りのいいものを触る (私の場合は雪だるまの人形)

  2. 自分が好きな匂いを嗅ぐ (私の場合は、布団の匂いやアロマの匂い)

  3. 静かな空間で自分が癒される音楽を聴く/音楽に浸る

  4. 温かいお風呂に浸かる (我が家は夏でもお風呂に入ります)

  5. 暗い部屋で、お風呂で温まった身体をストレッチする

  6. 好きな街を、ノイキャン付きイヤホンをつけながら散歩する (私は人形町や日本橋、丸の内(冬はイルミネーションで混んでるので夏が◎) などが好き)

  7. 自分の身体が喜ぶご飯を食べる (最近は「なかよし」という定食屋さんが好き)

  8. 自分が好きな空間にいく (私の場合はスタバや、お気に入りのカフェ、電車を少し乗ったところにあるショッピングモール)

  9. 図書館や本屋さんにいく (最近は大手町にある丸善がお気に入り)

  10. ドラマやアニメを観る (ハマっているものがあれば)



復職してからも、
自分が心地よいと感じる (=癒される) ものを知ることで、

ちょっといっぱいいっぱいになってるな、、
と思った時も、

自分で自分を癒すことができる
そんな道具を手に入れたように感じています。


ドラマやアニメ、本ひとつとっても、

私はそのストーリーや登場人物に
たくさん共感して、感動したり、
物語に没頭できたりするので、

自分が「心地いい」と思えるものに出会えると、
幸福度はかなり上がります。


ドラマやアニメを見てるなら、
勉強や自己研磨に時間を使う方がいいんじゃないか、とか
昔は自分に厳しく、そう思ってた時期もありましたが、

こうやって幸福を感じたり、
感動したり、心動かされて、感銘を受ける時間は
私にとっては必要な時間なんだと
知ってからは、

そういったものに触れる時間も
大切にできるようになりました。

さらに、ドラマやアニメも誰かの手によって作り上げられた
アート作品であり、それらを鑑賞(appreciate)することは
人生においてもとても大切なことなんじゃないか?と最近は思っています。


これからも、こんな感じで、

自分の「繊細さん」の特性をもっと知ってあげて、
受け入れて、愛してあげて、

自分ともっともっと上手に
付き合っていけたらなぁと思っています。


それでは、今日はここまで!

また是非覗きにきてくださいね。


Karin

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