見出し画像

【40代】真面目な方ほど、心の中で高田純次と「ベストエフォート」と唱えて


はじめに

40代。もう若者ではない、けれど高齢者でもない。
文字通り中間層です。

若者の意見も高齢者の意見も20年から30年前後の距離感だから、
若者や高齢者と比較して、両方と価値観が近いです。
重要なポジション。

この世代は、健康上の変化が出始め、
職場ではマネジメントやリーダーシップを求められ、
家族に対する責任も重くなります。

そこで、世代的に共通するテンプレを用意しました。
0から考えるよりタイパがお得。


尽きない悩みの種たち

1. ますます重い健康管理

まずは、よく寝てほしい。熟睡できなければ、
無理やストレスも予想されます。

睡眠の質を高めることは、40代の健康管理の基本です。

また、高齢者になると筋肉がQOLを担保します。
代謝が高い方が有利です。
免疫も保てる。

健康寿命を伸ばすには筋肉大事なので、
若い頃に獲得した筋肉は宝。

具体例として、私の母方の祖父の話を挙げましょう。

彼の強みは、戦後帰国して田舎の農村で
過酷な肉体労働をやり、160ちょいなんですけれども、
農業で鍛えた筋肉がありました。

どこも持病がなく老衰で眠るように亡くなるまで、
ヨロヨロすることもなく、自分でできることを
保っていました。

『百姓貴族』における農筋はガチです。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf

https://www.mext.go.jp/sports/content/20240509-spt_kensport-000035813_02.pdf


2. メンタルヘルスは専門家とチームで自衛

メンタルヘルスケアも、健康の根幹です。

精神科医はメンタルヘルスのことで
何かあった時の、あなたの医療と福祉の司令塔です。
医師の判断は役所の手続きなどの根拠です。

あなたと合わない先生でも主治医は主治医なんです。
だから、相性がいい先生を見つけておくことは
何かあったらあの先生に話聴いてもらおう!
と、味方が増えます。

何より
彼らは人生相談や対人関係の悩みを聴くプロです。

少し眠れないけど頑張るではなく
正当な理由があるのだから
プロに相談すれば、あなたのストレスが減る。
仮に頑張りすぎてれば、医師が止めてくれます。

医療機関選び
・心療内科やクリニック
駅の近くなどアクセスが良く、通院の心理的ハードルも低いです。

・精神専門病院
入院設備があり、精神保健福祉士なども勤務しており、病院としての機能が充実しています。

・大学病院精神科
紹介状を持っていっても、系列の病院を紹介されることが有ります。(患者さん多いので、主治医になってもらえるとは限らない)
教育機関でもあります。
上記と比較すると、多くの医師が勤務する組織なので、代診など手厚いです。

・Google Mapのレビューの見方
内科や耳鼻科と比較して、精神科は感情のこじれや行き場のないクレームが集まる傾向が有ります。ただ、複数アカウントの自作自演の可能性も有りますが、例えば「障害年金の話をすると、扱いが酷い」「そんなわずかなお金で何をするのと言われた」など、医学的な根拠が不明で精神科医個人の価値観が出た可能性が有るエピソードを確認したら、私はその病院以外を探します。
しかし、探すと言っても私の暮らす神奈川の都市部でさえ、都内と比較すると、安心して家族や友達に勧められる精神科は少ないです。そのため、地域によっては選択肢が限られる可能性は有ります。(悪評は、複数の病院の口コミを、いくつかのチャンネルから耳にしています)

https://note.com/karasu_toragara/n/nfba16813a347

だいたいこんな感じです。

初診で行って、問診票に眠れないと書いて、
きちんと話を聴いてくれるかチェックするのを勧めます。

現代はうつ病のことなど啓発されているから、
周囲の目は気になさらずに。
人間ドック行くのと同じこと。

さらに、薬剤師も重要な味方になります。

お薬を使うということが怖い、
あるいは高度な専門的判断を下すお仕事だから、
わずかでも自分の認知に影響があるのは怖い、
困るという方もいるでしょう。

じゃあどうしたらいいか。

医師に、そう伝えるんですよ。
一緒に考えてくれます。

万一考えてくれない先生なら、他に行きましょう。

そして、医師との間に入ってくれたり、
お薬のことを説明してくれるから
薬剤師さんも強い味方です。
処方箋の書き間違えとか、テキパキ対応してくれます。


3. ワークライフバランスという無理難題

仕事と家庭のバランスと言ったって、
今すぐ助けなきゃいけないっていう
緊急度の高い事柄もどんどん起きるから、

バランスを取りたくても、
目の前にあることをやるしかない時があります。

40代は、増大する責任とのバランスを取ることが求められます。

けど、個人差や状況によるから
相手のあることなので、元々難しいですよね。

4. 責任の重さがお金で可視化されるツラい

住宅ローンのある方
お子さんの教育費の負担
そして25年もすれば高齢者なのだから
ご自身の老後も備えたい
なおかつ親御さんの介護や健康問題も起きる
どれも大きな出費。
地域によっては、車社会で、車の維持費もある。

責任の重さや力の強さが数値化されています。

一番大切なことは、助けに行く側が倒れると
誰も助からないから
大変な時こそ
食べて寝て運動して疲れをとって
ご自身を優先して下さい。

自己犠牲は素晴らしいけど、半世紀単位で継続
出来る方は稀で、壊れちゃうから、無理せずに。

大変な時ほど、高田 純次さんを心の中に召喚して、
「ベストエフォート」と唱えませんか。
我々は、限界を越えるべきでは無い。

ベストエフォート(best effort)とは、日本語でいうと「最大限の努力」といった意味になります。インターネットの世界においては、回線業者が提示した最大通信速度を上限とし、最大限に努力した速度でインターネットに接続することを意味します。

https://www.ntt.com/business/services/network/internet-connect/ocn-business/bocn/knowledge/archive_16.html



5. パートナーとご家族との絆を死守する

パートナーさんがいらっしゃるのなら、
お2人の時間を捻出することを勧めます。
人によるけど、20年近い歴史がある相手だから、

人間の限界で分かり合えない面はあるとしても
最良の味方だと背中を預けられたらいいですね。

人生の難所を通るから
複雑な重たい問題に一緒に取り組めば
自ずと戦友になります。

デートもしたし、戦友でもあるって唯一無二ですよね。

また、ご家族とのコミュニケーションは、
物理的に時間がないし時差があるので
テキストコミュニケーションを
上手く使うと質が高まります。

お子さんに既読スルーされてもめげずに。
ご家族用のLINEグループを作ると楽ですよ。

残したいことはGmailやGoogleカレンダーもある。

社会構造と中年クライシス

1. アイデンティティ揺れるの

40年生きれば、自分の人生これで良いのかと悩むのは当たり前です。
お坊さんや牧師さんが、それで良いと言ってくれた、昔の共同体と異なる
現代人の孤独です、それ。

なので、寂しさや迷いから、後悔するトラブルに
巻き込まれたりカモにされたりします。

心の筋トレとして、新しいことを学んで
柔軟さと創造性を高めることを勧めます。


2. 迷ったら長期的視点は鉄板

30年ぐらい経って70代半ばのご自身をイメージしてください。

「難しい判断だったけど、あの時はああして良かった」と、
ご自身の判断を肯定できるなら、
それがその方の人生にとって正解です。
外野が何を言おうとも、責任を負うのはあなただから、
あなたが選んでいい。

まとめ: ドラクエの「いのちだいじに」

40代はハードです。
おそらく、さらに成長出来る方と、
生活に潰される方に別れるはず。

それは、本人の能力ではなく、
ちょっとしたコツの積み重ねのはずです。

抽象化すると、
自分の役割を考えた時に
自分のすべきことから逃げずに済んだか。

唯一逃げてほしいのは、心身を壊してしまう時。
心身を壊してまでやる必要は何一つない。
例えば、こう整理したら、あなたは活躍しやすくないですか?


一番の味方をどう支援し支援されるか

「順調に歳を重ねてるね」と、パートナーとお互いに認め合うことが大切です。

「出会った頃も美しいと思うけど、
今は今でお互いの歴史が育って、
いろんな良いところをたくさん知っているし、
これからも毎日あなたの良いところを見つけていくつもりだ」という姿勢で、
パートナーと共に歳を重ねていくこと。

気力体力容姿の衰え、自分の中の自分のイメージとの
ギャップは、パートナーからの揺るぎない肯定が効きます。

あなたの40代が、人生の黄金期になるために、
このnoteで提供したテンプレが役に立ちますように。


関連


この記事を書いた人

「♡」は、誰でも(noteにアカウントを作っていない方でも)押すことができます。この投稿を「いいな」と思った方は、気軽に押してもらえると嬉しいです。もちろんフォローも嬉しいです!

この記事が参加している募集

サポートする値打ちがあると考えて下さって感謝します! 画像生成AI学んでるので、その費用にさせて下さい。 新書を一冊読むことよりお得なnote目指してます。