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「認知症」・・・介護士としてのお話

 こんにちは、これを書いている日は、
雪が少し積もって肌寒く感じているのですが・・・
「でも、3月よね?」
雨よりは雪の方が好きなので、良きかなと思ってるんですけど、
でもこの時期は卒業シーズンだから、やはり晴れて欲しいですね。

 さて、今回は認知症についてお話しするのですが、
介護士としてお話しするより、フツーの一般人として
話をした方が、分かるかなと思うんだけど・・・
でも、仕事上が介護士なのでそれも踏まえてお伝え出来たらと
思います。

 自分は元々老人が苦手で、この仕事をしているのも不思議な事
ですけど、働いているうちに「自分でも出来るんだな」と
今も続けていますけどね・・・
 この仕事をしている以上、「認知症」は切っても切れない事で
仕事始めた時「認知症」って昔で言う「痴呆症」と
言われた病気で自分も認知していました。

 この「認知症」、皆さんはどう思いますか?
簡単に言う「ボケ」だよな・・・よく自分の父も、自分の親に
対して話していました。
 よく物忘れと認知症は似ていると言われますが、
  物忘れは、時間が経てば思い出せるけど、
  認知症は、時間が経っても思い出せない。
 簡単に言えば、こんな感じだそうですが、
いろんな条件が重なると、やはり心配になりますよね。

 認知症にも種類がありますが、もっとも知られているのが
「アルツハイマー型認知症」でしょうか。
認知症に特効薬はありません。これから出てくる事を願うばかり
ですが、自分がこの仕事をしてきて感じている事は、
「年齢が若い人ほど進行は早い」と言う事。
 実際、今の職場にも70代ですが認知症の方がいらっしゃいます。
自分の親と何ら変わらない年齢です。正直、自分の中でも衝撃的
でした。ホントに、年齢は関係なく発症する病気の一つとなります。

 認知症の方と関わる時は、ちょっとした「役者」になる事。
言い方が雑になりますが、認知症の方が話した事に
まともに返答を返したら、否定をされたと怒ったりする事が
ほぼ多いです。昔の事は鮮明に覚えていますが、何分か前の事は
すぐ忘れて覚えていません。
 1番は、否定をせず話を聞いてあげる。話を聞いてあげると
少しずつ落ち着いて、こちらも接しやすくなります。
それでも落ち着かない時は、人を変えて話をする事もおすすめです。

 そして話をする上で、またコレも言い方は悪いのかもしれませんが
嘘をつく事です。否定をしたり、もっともな意見を言っても
認知症の方には通じません。なので、役者になりきり嘘を話す事も
あります。「嘘も方便」この言葉がしっくりくる感じです。

 認知症になった方は、不安でしかありません。
 同じような行動や言動もあります。
 1人では、何も出来なくなります。
 周りにいる皆さんの助けも必要です。
 見過ごさず、SOSを発信していきましょう。
 

 さて次回は、「介護職の離職について」お話をしようかと
思います。

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