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自律神経の乱れと体温調整:寒暖差と体調管理の重要性

最近は朝晩と昼の温度差が大きくなり体調を崩す方も増えている印象です

そんな体調の変化には自律神経の乱れが関係しているので今回はこの辺りを考えていきましょう


そもそも自律神経とは??

自律神経(Autonomic Nervous System、ANS)は、自動的に体の生理的機能を調整し、維持する神経系の一部です。この神経系は主に心臓の鼓動、呼吸、消化、体温調節、血圧調整など、体内の自律的な機能をコントロールしています。自律神経は、我々の意識的な制御を必要としないため、「自律」という名前がついています

自律神経は、通常、交感神経系(sympathetic nervous system)副交感神経系(parasympathetic nervous system)の2つの主要な部分に分けられます。これらの2つの部分は対照的な役割を果たし、互いにバランスを取ることで、体のさまざまな機能を調整します。

自律神経が乱れるとどうなるのか??

交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体が適切に機能しづらくなる状態を指します。この状態が続くと、様々な体調不良が現れる可能性があります。特に今の時期のような寒暖差の激しい季節では、体温の調整が難しく、自律神経の乱れが悪化しやすいのです。

自律神経の乱れの発端は皮膚です(今回の寒暖差の話では)

外気温に対してを皮膚で温度感知を行います。つまり皮膚は一種の自律神経の一部として重要な役割を果たしています(アトピーや皮膚疾患がある人はこの部分のセンサーが鈍くなる)。皮膚は温度変化を感知し、その情報を脳に送信して体温を調整します。しかし、この感知機能も乱れることがあり、結果体調不良を起こしてしまいます

つまり、体調不良を起こさない方法として

▶『自律神経の乱れを起こさない事』すなわち『皮膚の温度変化を一定に保つ事』

が体調不良を軽減するためにとてもいい方法となります。

それ以外の方法として体を温める方法と冷やさない方法を知っておくことが重要です。以下にそれぞれのアプローチについて詳しく説明します。

自律神経を整える

体を温める方法:

  1. 適切な服装: 寒冷な環境に出る際は、暖かい服装を選びましょう。特に、首や手足、頭をしっかり覆うことが大切です(動脈が多いため)。

  2. 温かい飲み物: 温かい飲み物を摂ることで体温を保つのに役立ちます。ハーブティーやスープがおすすめです(内臓の温度を下げない)。

  3. 暖房器具の活用: 室内でも快適な温度を保つために暖房器具を使用し、体を冷やさないようにしましょう。

体を冷やさない方法:

  1. 適度な運動: 適度な運動は体温を上げ、血液の循環を促進します。これにより、体を冷やさないようになります。

    1. 冷たい風から身を守る: 寒風から身を守ることが大切です。帽子や手袋を着用し、寒風の直接的な影響を受けないように心がけましょう。

    2. 冷たい水の摂取を控える: 寒い季節には、冷たい水を控えてぬるま湯や温かい飲み物を摂ることをおすすめします。

これに加えてトレーニングも自律神経の調整に役立つ方法の一つです。

適度な運動はストレスを軽減し、自律神経のバランスを取り戻すのに役立ちます。特に筋力トレーニングやヨガや深呼吸の練習は、自律神経の調整に効果的です。

朝晩と昼の寒暖差が大きい時期は、体調管理が難しいと感じることがありますが、上記の方法を実践することで、自律神経の乱れを軽減し、体調不良を予防できます。また、日々の生活習慣や食事にも注意を払う事で、更にいい状態に近づけますね

今回はここまでです!

最後まで見ていただき有難う御座います

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