網野知之
トレーニングにおける筋肥大・筋力アップにおける考え方を纏めたものです。 筋肥大のメカニズム・トレーニングの種目とセット・三原理五原則における効果的な方法や考え方をシェアしています
このマガジンパックはトレーニングを行う上でのトレーニングの基礎である『三原理五原則』を主に解説しています。 そのうえでの筋肉の特性(筋肥大・筋力)について解説しています 学校で習う表面上の三原理五原則ではなく、より深く筋肉の本質をご紹介しています。指導現場でも必ず役に立つ内容に纏めています
このパックは ①基本的なウォーキングのメカニズム ②体の痛みのメカニズム ③食物繊維と腸の関係 の三部で構成されています。 基本であり本質である体の仕組みについて専門的な視点から解説しています。興味を持っていただきましたらお目通し頂けますと幸いです 単体で購入するより200円お得です^^
痛みは、私たちの日常生活において不可欠な感覚であり、身体が外部からの刺激に反応し、保護する重要なメカニズムです。このブログでは、痛みの神経メカニズムとその背後にある複雑なプロセスに焦点を当て、痛みを理解するための基本的な要素について探求してみましょう。 痛みの定義と種類痛みは、痛覚系に関連する複雑な神経メカニズムによって引き起こされる感覚です。この痛覚系は、末梢神経(外部からの刺激を感知する神経)と中枢神経(脳や脊髄などの中枢神経系)からなり、痛みを認識し、処理するために連
8月より【ENCOMPASS】を導入しました。今回はこのENCOMPASSが通常のトレーニングやピラティスリフォーマとどう違うのか?をご案内します ENCOMPASS(エンコンパス)の概要ENCOMPASSとは米トータルジム社が開発したトレーニングマシン。200種類以上のエクササイズバリエーションがあり、これ1台で全身のトレーニングが可能です。ENCOMPASSを使用する事でピラティスの動きを取り入れたり、通常では姿勢を保持するのが難しくできなかったトレーニングを行う事が可
一般的に『健康』と言われる状態では、肥満は不健康だと考えられがちです。ですが肥満自体は本当に不健康なのでしょうか? 結論を申し上げると『肥満という状態では不健康ではないが、肥満が起きる事で不健康への入り口には立っている』と言う事になります では、実際の肥満のリスクはどんな事があるのか?メタボリックシンドロームとはどう違うのか? こういった観点で解説を進めていきましょう 健康と不健康とは?健康と不健康の定義は、多くの要素から成り立っています。以下にそれぞれの一般的な定義を示し
夏の暑さが本格化する時期、体調管理が難しくなることが多いですよね。特に「夏バテ」と呼ばれる症状に悩まされる人も少なくありません。しかし、夏場に体調を崩すだけでなく、筋肉が分解されやすくなることをご存知でしょうか?今回は、夏場に筋肉が分解されやすい理由と、その対策について詳しく解説します。 1. 高温環境によるストレス 理由 暑さそのものが体に大きなストレスを与えます。暑い環境に長時間さらされると、体は体温を下げようとしますが、それに伴いストレスホルモンであるコルチゾールの
はじめにマッサージはリラクゼーションだけでなく、身体の健康を向上させる効果があります。筋肉の緊張緩和、痛みの軽減、ストレスの軽減、さらには免疫機能の向上など、多岐にわたる利点があります。しかし、マッサージ後に「もみ返し」と呼ばれる筋肉痛や不快感が生じることもあります。この記事では、マッサージの健康効果と、もみ返しが生じる生理学的メカニズムについて詳しく解説します。 マッサージの健康効果1. 筋肉の緊張緩和 生理学的メカニズム: マッサージは筋肉内の筋紡錘(筋肉の長さを感知
はじめに浮腫み(むくみ)は、多くの人が経験する一般的な症状です。朝起きたときや長時間座っているときに感じる足の腫れ、顔のむくみなど、浮腫みは様々な要因で引き起こされます。本記事では、浮腫みの主な原因と、その効果的な対処法を詳しく紹介します。スッキリとした毎日を過ごすためのヒントをお伝えします! 1. 浮腫みとは? 浮腫みは、体内に余分な水分が溜まることによって引き起こされます。一般的には、足や手、顔などに現れやすく、見た目や感覚に不快感を伴うことが多いです。 2. 浮腫
四月が終わり徐々に暖かくなってきて、半袖で過ごす日も少しづつ増えてきたのではないでしょうか? そうすると飲み物もだんだんと冷たいものを飲むようになってきます。 そこで今回は『氷と代謝』というテーマで記事を作成していきます 氷を食べる・食べたいと思う人の体では一体何が起こっているのか? ※代謝については下記を参考に💁 1番有名な仮説;『貧血』貧血の症状の一つとしての異食症候群: 異食症候群は、非栄養的で異常な食べものを食べる症状です。氷を異常に摂取することがある人々は、異食
EMSとはEMS(Electrical Muscle Stimulation)は、電気刺激を使って筋肉を収縮させるトレーニング法です。この記事では、EMSは効果がるのか?EMSのメリットとデメリットについて具体的に解説します。EMSは多くの人々に注目されており、その効果については様々な議論があります。まずは、結論から申し上げましょう 参考資料;https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/54/10/54_764/_pdf 結論;自
はじめに筋肉のマッスルメモリーは、多くのトレーニング愛好家やアスリートにとって、重要な概念です。この記事では、マッスルメモリーとは何か、どのように機能するのか、そしてその重要性と間違いについて詳しく解説します。 マッスルメモリーとは? マッスルメモリーとは、筋肉が以前に行ったトレーニングを覚えているという現象です。つまり、一度獲得した筋肉の量や力を、再度獲得しやすくする能力のことを指します。これは、筋肉が一度成長したり、特定の動きを習得したりすると、そのプロセスが次回の
生物に1番重要な物は『酸素』です。酸素がなければ呼吸もできずに10分も生き抜く事は不可能でしょう。 そして2番目に重要な栄養素は『水』です。水分は体の全ての機能に関わるとても重要な栄養素です。食事は摂らなくても1ヶ月は生存できますが、水は7日を過ぎると非常に危険な状態になってしまいます 水は何故必要なのか?水の基本: 水は、体内の水分バランスを維持し、血液、リンパ液、消化液などの体液を構成するために重要です。水は、体温調節や栄養素や酸素の運搬にも必要不可欠です。 代謝促
『トレーニングの三原理・五原則』これはトレーニングを行う上で無くてはならない要素です。体を変化させるトレーニングプログラムを作成する際は、この三原理・五原則を元にして作成していくのが基本となります。 しかしながらこの三原理・五原則はもっと深く考える必要があり、個人的には『四原理・六原則』とも考えています。 今回のブログは『トレーニングの原理原則』を深く考察しています。是非最後までお読みいただけますと幸いです ※このブログでは五原則の内容を記事にしております 最初に理解しやす
昨今、体を鍛える事がブームになりトレーニングも身近な物になってきました、そこで体を変化させるには色々なトレーニングを行う必要がありますが、トレーニングには優先順位や種目による順番が存在します これは効率良く全身を鍛える為には必要な基礎知識です。この順番を把握しておく事でより効率の良いトレーニング生活を送りましょう アイソレート(Isolation)種目・コンパウンド(Compound)種目トレーニングは大きく分けて2種目があります。それがアイソレートとコンパウンドです。アイ
体力とは体力は、身体と精神の両面から構成されています。まず大きく分けると、身体体力と精神体力の二つに分類できます。 体力を表す為に『リービッヒの最少律・ドべネックの桶』を用いるリービッヒの最少律とは リービッヒの最少律(Leibig's Law of the Minimum)は、植物栄養学の重要な法則の1つです。この法則は、ドイツの化学者であるユストゥス・フォン・リービッヒ(Justus von Liebig)によって提唱されました。
体力と言うワード『君は体力があるね!』これはどこでも良く聞くワードです。しかし、このワードには沢山の意味が含まれており、我々トレーナーはただ単に 『スタミナがある=体力』があると勘違いしてはいけません。スタミナがあって運動が沢山出来ていても、1ヶ月に1回は風邪を引くようでは体力としては決して高くありません。風邪をひくのは仕方ないと言われますが、決してそんな事はありません。 今回は体力の構成要素を理解して、自身の体調管理やトレーニング指導にお役立てください。 体力は『身体と精
『トレーニングの三原理・五原則』これはトレーニングを行う上で無くてはならない要素です。体を変化させるトレーニングプログラムを作成する際は、この三原理・五原則を元にして作成していくのが基本となります。 しかしながらこの三原理・五原則はもっと深く考える必要があり、個人的には『四原理・六原則』とも考えています。 今回のブログは『トレーニングの原理原則』を深く考察しています。是非最後までお読みいただけますと幸いです ※このブログでは三原理の内容を記事にしております 最初に理解しやす
最近は朝晩と昼の温度差が大きくなり体調を崩す方も増えている印象です そんな体調の変化には自律神経の乱れが関係しているので今回はこの辺りを考えていきましょう そもそも自律神経とは??自律神経(Autonomic Nervous System、ANS)は、自動的に体の生理的機能を調整し、維持する神経系の一部です。この神経系は主に心臓の鼓動、呼吸、消化、体温調節、血圧調整など、体内の自律的な機能をコントロールしています。自律神経は、我々の意識的な制御を必要としないため、「自律」