ENCOMPASSは通常のトレーニングと何が違うのか?
8月より【ENCOMPASS】を導入しました。今回はこのENCOMPASSが通常のトレーニングやピラティスリフォーマとどう違うのか?をご案内します
ENCOMPASS(エンコンパス)の概要
ENCOMPASSとは米トータルジム社が開発したトレーニングマシン。200種類以上のエクササイズバリエーションがあり、これ1台で全身のトレーニングが可能です。ENCOMPASSを使用する事でピラティスの動きを取り入れたり、通常では姿勢を保持するのが難しくできなかったトレーニングを行う事が可能となります
従来のウェイトマシンとは異なる、『てこと滑車の原理』を用いて自体重を負荷にエクササイズを行う設計を用い、固定式のケーブルマシンとは次元の違う自由度を獲得。
その結果、筋力強化とともに関節可動域の向上も図れ、コアの安定性を保ちながら、同時に複数の筋肉群を連携して動作させることを実現しています。
それ以外にもENCOMPASS使ったトレーニングを取り入れる事で、関節可動域の向上やモーターユニットのコントロールが出来るようになり、普段のウエイトトレーニングも絶大な効果を発揮します
ENCOMPASSでのピラティスは何が違うのか?
一般的なピラティスのマシンはフラットな状態ですが、このENCOMPASSはピラティスの動作はそのままに、傾斜をつけてエクササイズを行うことが可能です。つまり、マシンを使ったピラティスやマットピラティスで平面で行っていたピラティスの動きが、傾斜をつけることによって骨盤底筋に負荷をかけた状態で行うことができるようになるのです。
ピラティス+筋トレを一台で実現
ENCOMPASSのエクササイズは、動くグライドボードの上でバランスを取りながら行うため、体幹部の動的安定性を飛躍的に向上させることができます。つまり背骨や内臓を守る身体の軸となる筋肉にダイレクトにアプローチできるので、関節の位置や配列が正しい位置におさまり、アライメントが整うということです。また、上半身と下半身の筋肉の連動性を向上させることができるのも大きな特徴です。さらには、傾斜を自由に設定することで、個々の体力に応じた負荷設定ができるため、短時間で効率的なピラティス+筋力トレーニングを行うこと実現しています。ENCOMPASSはこのように、全身のインナーとアウターの筋肉をバランスよく鍛え整えることで、美しくしなやかな動作、バランスの取れた姿勢、生活動作や競技のパフォーマンスアップ、強く長持ちする関節など、従来のマシントレーニングでは実現が難しい様々な効果を得られる、唯一無二のマシンであると言えます。
と、ここまでは公式サイトより抜粋しています(一部追加してます)
ここから先はそれぞれの特徴と強み・弱みを解説していきます
どちらにも共通して言える事は『体力の向上』です。これらはウエイトトレーニングであろうが、ENCOMPASSでのトレーニングであろうが、ピラティス・ヨガであろうが関係ありません
運動を行う事。この1点で体力の向上は可能です。
通常のトレーニングの強み・メリット
通常のトレーニングの最大の強みは『大きな負荷をかけれる事』です
トレーニングには重要な要素があります。トレーニングの三原理五原則です。
詳しくは別記事をご覧ください
簡単に要約すると
三原理とは
過負荷の原理;日常生活より大きな負荷を与える
可逆性の原理;筋肉は刺激をしないと元に戻る
特異性の原理;トレーニングの内容で効果が変わる
五原則とは
全面性の原理;全身バランス良く鍛えると全体の効果が出やすい
漸進性の原理;少しずつ負荷を強くして刺激を変化させる
反復性の原理;繰り返し行う事で効果が出る
個別性の原理;個人の体格や筋力・柔軟性に合わせたトレーニングを推奨
意識性の原理;鍛える筋肉やフォームをしっかり意識すると効果が上がる
という内容です
つまり、通常のトレーニングはウエイト(重り)を使ってトレーニングを行う事が多いので、筋肉により多くの刺激が入り『筋肉が成長しやすい』事が一番の強みと言えます
筋肉が成長する事で起きる変化
通常のトレーニングは『筋肉を成長させる⇒筋肥大を起こす』事が得意分野です。つまりメリハリのある体づくりや効率の良い体脂肪の減少を目指すなら、ウエイトを使った筋力トレーニングが最も効率が良いと考えます
ENCOMPASSでのトレーニングの強み・メリット
ENCOMPASSでのエクササイズは基本的に『傾斜』を利用したトレーニングになります。滑りやすいグライドボードの上で様々な動きのトレーニングを行います。ケーブルと滑車を使って自由度の高いトレーニングが可能となっています
その特性を使ってピラティスのリフォーマーのような動きが可能になり、ケーブルプーリーを使い『股関節や肩関節の可動域改善』や『脊柱の動きを使った自律神経へのアプローチ』や『傾斜を利用した自重トレーニング』が可能です
この自由度の高さがENCOMPASSの最大の強みであり、体をコントロールする為の筋力やバランス能力を活性化させ、骨盤底筋群や脊柱付近にある多裂筋など、通常では鍛えにくい場所をトレーニングできます
ENCOMPASSの苦手な部分
先ほどのウエイトトレーニングとは異なり『大きな負荷をかける事』はウエイトトレーニングには適いません。傾斜を利用する事で負荷を上昇させる事は可能ですが、傾斜にも限界があります。ただし、トレーニング自体に慣れていない方や筋力が弱めの方には十分な負荷になりますので、初心者の方には十分な強度のトレーニングが可能です
まとめ
以上の様に通常のウエイトトレーニングとENCOMPASS(エンコンパス)の特徴を解説しました。
トレーニングはご自身が続けれるトレーニングが重要です。体づくりはしっかり継続していく事が1番大変で、1番効果を発揮します。
ゆるく継続的にトレーニングを楽しんで健康的な生活を送りましょう
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