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『元気』は生命力の源。気のせい ではなく 気のおかげ。
始まりが少なくても、後からカバーできる♪
突然ですが・・・
元気ですかーーーー🎤
【元気があれば何でも出来る】
名言でもあり、中医学の観点からしても的を得ているなと思います。
それは、なぜか?
答えは、以前の記事の中にあります。
「唯物論」には
人間、植物、宇宙などすべては「気」でできている
という、ひとつの考えがあります。
「気」は6種類あり、その中のひとつが『元気』です。
最も重要かつ基本的な気 とされています。
『元気』は、父母から受け継いだもの(先天の精)を起源とし
さらに日々の食事(後天の精)から形成されます。
先天の精は、【腎】の中に貯蔵されており、
後天の精を常に受けて補充されます。
父母から受け継いだものに関しては、残念ながら変えることは出来ません…
ですが、ここで朗報です!
「最初に先天が不足していても、後天が養えば先天不足を補える。
だから半分以上は後天である。」
だから、日々の食事を意識していけば変えることが出来るのです✨
私は、父母ともに健康体では無かったこともあり、あまり丈夫な子ではありませんでした。
・具合が悪くなると病院で注射を良く打ってもらっていた
・自営で商売をしていたので、こっそり隠れてはお菓子を食べまくっていた
・食パンをカットして販売していたので、砂糖たっぷりパン耳の揚げパンがよくおやつだった
などなど
体にとっては負担になるようなことが多かった子供時代。
今なら、情報も色々あるし、もう少し違う未来があったかもしれません。
とはいえ、その頃に戻ってやり直すことは出来ない。
ですが、様々な学びを経て、
今なら食べるものの選択が出来るようになりました。
(良く欲望に負けてしまうことも、多々ありますが(笑))
本題に戻ります。
『元気』の主な作用は
様々な臓腑の働きを助け、その機能を発揮させること。
つまり、生命力の源といえます。
不足すると、様々な臓腑の働きの低下があらわれます。
病気になりやすくなる ということです。
「気」を充実させることが、何より大切なのです。
また
後天の精を作り出す、日々の食事の消化吸収をするのは【脾】です。
(脾に関するお話はまた後日)
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この【脾】を補うためにとる、オススメ食材があります。
・脾のはたらきを正常にする 《健脾》
米・雑穀類,芋類,豆類,なつめ,ブロッコリー,人参,りんご,鰯,鯛,鰤,牛肉,卵黄 など
・体内に停滞している湿気を取り除く 《袪湿》
キャベツ,セロリ,豆もやし,モロヘイヤ,カルダモン,山椒など
元気の源となるのは、やはり お米や芋類などです。
大切なことは、消化能力を超えない程度に食べること です。
食べ過ぎると、要らないものが体に溜まり
疲労倦怠感や食欲不振、むくみなどにつながります。
今回は、『元気』を作り出すのは、
日々の食事(後天の精)ということに絞ってお伝えしました。
1回だけで終わろうと思いましたが、残りの気も大切なので
次回この続きを記事にしようと思います。
お役に立つことが一つでもあれば嬉しいです。
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