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【あの薫りは実はすごいYO!】最近良く飲むジャスミン茶を中医薬膳的にみてみる

私がふだん良く飲むのは、コーヒーです。
焙煎したての新鮮な豆を挽いて飲む一杯は本当に美味しい♪
のですが・・・

中華街に行って入手したジャスミン茶。
最近、こちらを飲む…いや飲みたくなる事が増えてきました。

どちらも『良い香りのする飲み物』という観点から見れば同類。
だったら、なぜコーヒーよりもジャスミン茶なのか?
そんな小さな疑問を、真面目に中医薬膳的な視点で分析してみたくなりました。
今回はそんな感じの記事です。
宜しければお付き合いくださいませ。

『ジャスミン茶』って何?

そもそも、ジャスミン茶って何?っていうところから調べてみたところ

生の茶葉を釜で炒って酸化発酵を止める
「釜炒り茶」
そこに、ジャスミンの花で香りづけをしたもの。
実際は、香りづけをする行程が沢山あり、
高級な茶葉ほど、その回数が多いようです。

要は、緑茶がベースになっているお茶ということ。
緑茶は、身体を冷やすはたらきをすると、以前記事にしました。

ジャスミンティーの場合は、
釜炒り茶という加熱した茶葉なので
その冷やす効果は少し軽減されているのではないかと思います。
(私個人的な体感ではありますが、緑茶のように飲んで冷える感じはしなかったです。)

ここで、『ジャスミン』だけの効能をみていきたいと思います。

・身体を温めるはたらき
・『心』『脾』『肝』に作用
気を巡らせる
・瘀血を散らす
・胃腸のはたらきを調和
精神不安を取りのぞく

なんだか鬱々してしまう時、
怒りっぽくなっちゃう時
胃腸の不調によるげっぷや膨満感、気持ち悪い時
眠れない時や夢を多く見る時 などなど

だれにでも起こりうる
数々の症状に適応してくれる素晴らしいお茶✨

そういえば先日。
夕飯の後に何煎か飲みましたが、その夜、良く眠れた気がします(。-ω-)zzz. . .


以前ご紹介した
「玫瑰花(まいかいか)」にも
似たような作用がありましたね。

中華街に出かけた時、どうせ買うならちゃんとした中国茶がいいなぁ
と、向かったお店がまた良かったんです♪

お値段びっくりするような高級茶もありましたが、私は普段用に、苦味が出にくいランクのものを選択。
お茶の淹れ方も、丁寧に教えていただきました。

適温は煎茶と同様に80℃くらい。
その為に、まず2つのカップを準備。
これが湯冷ましの代わりになります。
数回交互にお湯を注いで冷ませば、適温になります。(一度で5℃ほど下がるとか)
あとは好みの濃さを自分で見つけてみてね♪ と。
そうそう!
朝から晩まで同じ茶葉で1日飲めますよ~ とも教えていただきました。
(何て経済的なんでしょ♪)

色々調べてみて
ジャスミンそのものが持つ、気を巡らせたり精神を安定させてくれる作用を、本能で求めていたんだな〜と妙に納得。

思いっきり「肝」が疏泄不良になり
最近ちょっとしたことで、イラっとしていたんですよね…わたし(^_^;)


お茶だけに限らず、
自分の心身がすこやかに過ごせるものを
いくつか持っておくと良いサポートになりますね。

今回は、
何故ジャスミン茶を欲するようになったのか
そのはたらきを中医薬膳的な視点でみてみたらすごく合点がいった話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


YO

#身体ケア
#中医薬膳

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