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ミニマルスタイルトレーニング誕生-4章- 月2回のレッスンをススめるきっかけ
ミニマルスタイルトレーナーの神林 愛美です。1~3章でミニマルスタイルトレーナーとして活動するきっかけをお話しさせていただきました。今回はパーソナルトレーニングの頻度を月2回のレッスンに変換したきっかけをお話しします。
不利な状況から生まれた指導スタイル
もともと私のパーソナルトレーニングは週1~2回の頻度でレッスンを行い、
1回60minのレッスンに目一杯にトレーニング(10種目程度)を行う指導スタイルでした
2020年4月コロナをきっかけにフィットネスジムが閉鎖。
これまでの様にパーソナルトレーニングレッスンができない!ジムの閉鎖を知らされた当時は最悪トレーナーを辞めなくてはいけないのかも!!?とまで思いました。
しかし家から出られないなどをきっかけに運動不足や心身ともに不調を訴える方が増え、
これまでの人混みや密になる環境で運動ができない状況だったため、オンラインや自宅に出向く”出張トレーニング”のサービスを開始しました。
”1日1回のトレーニング”でウエスト-16cmを維持するAさん
オンラインでパーソナルレッスンを行うことになったAさん。
週1~2回の頻度をを提案したものの
様々な事情で月1~2回しか通えないと相談をもらい
「効果が出るまで時間がかかる」と言う前提でレッスンを始めました。
レッスン初日から「私は痛い、辛いのは嫌いだから頑張れません!!」と胸を張って言うとても潔いAさん。
レッスンとレッスンの合間が14~30日くらい空いてしまうので自宅でできる宿題トレーニングを提案。
「まずは1日10回3セットやりましょう」と伝えたところ
「1回しかできないです笑」と返答が・・・
少しでも早く効果を感じて欲しい私(神林)は「何を言っているんだ?それだと効果出ないよ・・・苦」と焦りが募りました。
だがしかし!私の焦りとは裏腹にAさんは4ヶ月後にはウエスト-10cmと成果を遂げ、なんと4年経過した2024年現在もできることを少しずつ増えていき、さらに絞って-16cmを維持し続けているのです!!
Aさんは無理はしません。しかし、「今」できることに集中し、得意なことを着実に続けることがピカイチだったのです!
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月1回のパーソナルトレーニングで効果を出したKさん
千葉在住のK様。指定先が移動が片道1.5時間と遠方にお住まいだったので
月1回の頻度で行うことになりました。
上記の条件が不利に働くかな?と思っていたのですが
「自分でやらなくてはいけない」「今聞かないと次まで間が空いてしまう!」とレッスン中にメモをするなど必死でレッスンに取り組んでくださり。
わからないことはLINEで質問をくださりとにかく主体的!!驚
Kさんも自宅で宿題トレーニング行うことが前提です。
できるだけたくさん種目に取り組んで欲しい気持ちがありましたが
たくさんの種目を紹介するとやり方を忘れてしまいます。
しぶしぶ覚えられる2~3種目を紹介し、その分1種目に対してのポイントも深くレッスンしました。
なんとKさんも
限られた状況下でも4ヶ月で-5cm、1年後には-10cm達成し、
パーソナルトレーニングを卒業した2024年現在も体型を維持しています。
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主体的に!できる最小限を着実に継続することがいちばんの近道
今回紹介したお2人のお客様の変化は
「頑張れば頑張るほど結果が出る!」と言う思い込みを覆す出来事となり、指導スタイルを大きく見直すきっかけになりました。
驚きの変化を遂げた2人のお客様の共通点は何か?と考えた時に
①その人の実情に合った最小限な内容(量・強度・頻度)
②お客様が主体的であること
③生活スタイルを大きく変えていない
の3つでと気づき、一言で言うと「継続できること」が最大のポイントだときづきました。
指導スタイルの大きな見直し
これまではパーソナルトレーニング
週1~2回の頻度すすめ、1回(60分)のレッスンに目一杯にトレーニング(10種目程度)トレーナー(私)がお伝えしたことのみお客様に実践してもらう”トレーナーが主導”で行う指導スタイルでしたが
月1~2回1回(60分)のレッスンで2~3種目。
1日15分の自主トレーニングを自宅で行ってもらう前提の”お客様主体”の指導スタイルに変換を行いました。
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カウンセリングで目的意識を高める
初めは勢いがあり効果も感じやすいですが停滞期やマンネリなどが起こり継続が危ぶまれます。
よってトレーニング種目を2〜3種目に絞ることで余った時間を
カウンセリングで成果の振り返りや目的目標の確認を行い主体性やモチベーションを高めます。
また、病気、引っ越し、怪我などのイレギュラーな出来事がきっかけで挫折してしまう方も多いので、予想し解決策を事前に準備をしておきます。
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成果を出すための方程式
パーソナルトレーナーの位置付けを再定義
同じトレーニングを行っても、成果が出る方と出ない方が分かれます。
その違いを問いた時にパーソナルトレーニングの時以外の過ごし方で差が出ると感じました。
そのためにはパーソナルトレーニングの位置付けを見直す必要があると考えました。
成果が出しにくい方は「パーソナルトレーニングの時だけ頑張る」傾向があります。
パーソナルトレーニングはあくまで
「日常生活の悪い習慣(癖)を良い習慣(癖)に書き換える場所」と再定義しました。※習慣と癖の違いは 習慣=意識的 癖=無意識
習慣とは食習慣、運動習慣、思考習慣をはじめとしたお客様が取り巻く環境全般のことを指します。 そして良い習慣とはそれぞれのお客様が理想とする姿に近づく習慣のことを指し、悪い習慣はその逆を指します。
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身体作りは終わりがないその時の実情に合わせてベストなものを
パーソナルトレーニングをはじめて2024年現在で13年目になりますが
考え方や指導スタイルが大きく変わり続けています。
身体作りには終わりはありません。
お客様の変化に合わせて私自身も成長し続ける必要があります。
これからも"その時(時代)"のよりベストな物を提供できる様に精進し続けます!