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初診枠で夫を連れてメンタルクリニックへ

昨晩、市のホームページから、精神科医療の24時間つながるセンターへたどり着いたわたし。
 
今朝は8:30からスマホを持って、昨日教えてもらった3件のクリニックに電話をかけまくった。
 
前日、口コミをチェックしていたので、本命のところを1番にかけたけどダメ。
2番目はこちらの話も聞かず、受付が最悪…。
3番目はGoogleの口コミが最低で、最も行きたくないところだったけどセンターからは「初診枠が空いているはず」と聞いていた場所だった。
 
電話をすると、対応は丁寧で、予約はできないけれど時間がわかった。
 
布団で石のように動けなくなっている彼に「午後に空きがあるらしい。行かないよね?」と一応聞くと
「なんで?…行く。」
と。
 
良かった!クリニックへ行く気力は残ってたみたい!!
 
 
わたしは自分がリモートワークであることに感謝した。
昼休み返上で仕事をして、時間になったら夫もちゃんと起きてきた。
 
わたしも身支度をして、出かけた。

30分も待たずに通された。
付き添いは患者本人さえ良ければいいらしい。
わたしも中に入った。

「いつ頃からどうされましたかっ!」と
年配のドクターに言われ、パソコン上のカルテのエンターキーをターン!と押した。

打ち合わせ…ではないけど、来る前に彼にひとりごとのように話しかけてた。
「年末から始まったよね」「バレンタイン後に特にひどくなったね」「昨日動けなくなったね」
彼は「んー。」と言ってたけど、
ちゃんと先生に「年末ごろからです」と答えた。

Googleの口コミは最低だったけど、
先生はしっかり話を聞いてくれた。
別に優しくはないけど、医師として丁寧に問診してくれた。

精神科医は、家族構成や親が健在かどうか、仕事内容や学歴、趣味などを聞く。

彼は答えて、先生はカルテに打ち込んでいく。

触診や血圧も測ったあと、
診断に入った。

「うつ状態です。
うつはいくつかあって
原因不明のうつ病性のうつ、ストレス性のうつ、貧血のうつ。
おそらくあなたはストレス性のうつになりかけている〝うつ状態〟」

わたしたちはやっぱり…と思った。

「うつは100%治ります。放っておいても時間が経てば治る。
ただ、このうつの状態というのは、とても辛いし頭が回らなくて仕事ができなくなる。
長引いてもろくなことがないから、早めに対処が必要です。」

100%治るの?!とわたしは驚いた。 

その後、診断書とお薬を処方してもらい、
彼はやっと、
22:30まで現場にいて深夜1:30までパソコン業務をする日々から療養へ入ることになった…。

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