おしごとファイル⑩氷河期に迷走しかしなかった新卒就活
氷河期だったことは後に知るので
当時は必死だし楽しめなくなっていく一方だった就活。
憧れてたのも就きたかったのも航空業界だったけど。
英語力が何をやっても向上しなくて英検2級も受からない。
一方で当時同じぐらい興味を持ったのがマスコミ業界。
でもマスコミ就活を学び始めても明らかに出遅れていた。
そのなかで時間だけが過ぎていく迫っていく就職活動。
追い打ちをかけるように周囲に出てくる久々の大学で
「内定もらったー」な話。
「実家に帰る?いやそれも…」
「じゃあどこに住んで何をやる?」
24時間ずーっとモヤモヤしていた。
で。
あっという間に始まって終わったテレビ業界。
もはや応募するだけ無謀に感じた航空業界。
「本当にやりたかったらこの業界たちは既卒で」
と切り替え…る?と迷いながら。
でも既卒の前にそもそもどこからも内定がもらえない…。
業界絞ってても無理だと広げてみても内定がもらえない…。
大学3年冬から始まってしまい4年の夏も過ぎ…
ヘロヘロになりながら藁をもすがる気持ちでやっと貰えた内定…。
この内定が正解でありゴールとは思えなかったけど。
何が正解なのか分からなかったし、
自分に納得したしないより、もう就活をやめたかった。
既卒受験に切り替えようとした時に
もっとしっかり考えればよかったのかなーとよく振り返る。
けれど、本当にやりたい事があればいつでも頑張れるし実現可能。
と思えている今があってよかった…。