見出し画像

異父姉の存在 もう一人のお姉さん

小学生の頃、まだ私も姉も母親も、みんな父親のもとで生活をしていた頃、私が学校を終え、帰宅をしたのは夜7:30頃だったと思う。「ただいまー」と玄関のドアをガラガラと開けると、知らないお姉さんが玄関に立っていて、母と小さな声で話をしていた。(誰だろう?この人?)と思った。綺麗な顔をした小柄な女性だった。私には大人の女性に見えた。

ここから先は

2,660字
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?