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15万ドルもの年収の差を作った原因は何だったのか?

一言でいうと

コミュニケーションの質は実際の生活の質と直結する

活用シーン

自己啓発、家族関係、コミュニケーション

内容

ハーバード大学による75年をかけた調査Grant Study
調査体調は、1939-1944年にハーバード大学に在籍した男性。
20年以上にわたって彼らの人生を追跡調査した。

ジョージ・バイヤン博士は、
年を取ってからの幸せと健康、そして温かな人間関係の三つに強い相関関係があり、人生において最も重要なのは人間関係である、としている。

・少なくとも一人の兄弟と良好な関係を気づけている人はそうでない人と比べ、5万1000ドル年収が多い
・親密な家庭で育った人はそうでない人に比べ、年間8万7000ドルも多く稼いでいた
・温かな人間関係を築けていた上位58人の平均年収は、下位31人と比べると15万ドルも違っていた

『脳の取扱説明書』木ノ本景子

実際のところ「温かな人間関係を築けていた」ってどういうこと?というのは、生の論文に接してみないと何とも言えないのですが、ざっくりした印象としては人間関係と幸せ、健康が相関関係がありそうなのは何となくイメージが付きやすいですね。

ブームになったアドラー心理学でも、人の悩みは人間関係からもたらされる、的な話もあります。人はそれだけ社会性の高い生き物なのかもしれません。

コミュニケーションに苦手意識を持つ人はけっこう多いと思います。しかし実際のところ、とにかく話すより聴け。聞いたことをまずは受け入れよ。これが基本じゃないかと思います。技術的には難しくない。

けどあえて注意するとすれば、「相手が見たとき、自分がいかにも相手の話を聞いているように見える」ことが大事だと思っています。相手の話を聴くことよりもむしろ、相手の話を聴いてますよーっていう姿勢そのものなんです。


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