名前を先に──短編小説を書く際の新たな試みについて
創作意欲はあるけれど、創作力が不足気味な気がした八月、次のような投稿をした。
要は短編小説がなかなか書き進められなくて、「何か打開策はないのかな」と考えたとき、まずタイトルを決めたらどうかしらと思いついたわけだ。それで、以下のような五つのタイトルを先に考えてみた。
真夏の未練
わたしを見つめ続けて
動け得ぬ者たち
窓越しの時間
西日が当たる部屋で
うち、「真夏の未練」と「窓越しの時間」は書き上げた。どちらもいい感じで仕上がった気がする。以下でぜひご笑覧ください。
残すは、「わたしを見つめ続けて」と「動け得ぬ者たち」と「西日が当たる部屋で」の三作品。年内に一本は仕上げたいな。
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