NHK『Zの選択』を見て驚いた
3回放送で昨日2回目を放送されたNHKの番組、『Zの選択』(トップ画像にはYuki氏の写真を使わせていただいております。多謝)。
2回目には、昆虫食推し男性と性の悩み相談アプリを作成中の女性の二人が出てました。
この女性の方、高島菜芭さんが番組中で京都の実家に帰るシーンがあるのですが、そこで出てきた実家の外観を見てびっくり。
わあ、楽天堂ではないか。
えっ、この子楽天堂の娘ちゃんなの!??
楽天堂はお豆屋さん。
こちら通販サイト。
なんてったってこちらの品が強烈にオススメです。
レンズ豆とくるみのハンバーグ。
肉の脂的な香りは勿論無い。
でも豆っぽくもない。
こってりとしてスパイシーで、大変に満足感があります。
「ベジ料理ってなんかパサパサしてそう」みたいなイメージの人にこそ食べてもらいたい。
下手なハンバーグよりこっちの方がずっと美味しいです。ご飯と食べて良し、パンと食べて良し。
初めて買ったのは百万遍のシサム工房京都本店。
ここで買ったのはかなり前のことなので、今も置いているかどうかは判らないのですが(8/15追記・百万遍のシサムにはもう置いていないようです)。
サイトで写真見たら久々に猛烈に食べたくなった。
お店に行くか、お取り寄せしようかしらん。
なお、16日までは夏休みだそうです。
番組については特に言うことは何も無い(笑)。
いや、別に二人とも普通と申しますか、当たり前のことを主張されてるだけなので。
食にせよ性にせよ、個人の嗜好性が非常に高い項目なので、「それだけはどうしてもムリ」て思っている人や、自分の状況に満足している人に対して、「こうすべきだよ」「こうあるのが正しいよ」みたいなことを言い出さなければどんな主張もいいんじゃないでしょうか(法律の範囲内なのは当然の上で)。
どちらかと言うと1回目の方の、婚活女子の方が気になりました。
気になったこと1つ目、彼女の婚活条件のひとつに「婿養子になってもいい人」てのがありまして。
それを条件にする理由に、「結婚の際に女性が姓を変えることが当たり前になっている風潮に納得がいかない、将来的に自分が変えるかどうかはともかく男性側も一度はそういう可能性をちゃんと意識したことがある人がいい」というようなことをおっしゃっていまして。
つまり彼女の希望は単に、「自分が苗字を変えても構わない男性」なんですよ。
それは『婿養子』ではないのでは……?
ただ単に「配偶者の苗字になる」のと、「配偶者の親の養子になる」てのは全然違う話になってきますよね。
そりゃ、「養子が条件」だったら、「それはちょっと」となる人は男性も女性もかなり大勢いると思いますよ。
大人になってから、全くの他人の養子になる、てのは、男女問わず、結婚そのものとは全く別の、結構な覚悟のいるものではないかと。
確かに、「男が苗字を変える=婿養子だ」て思い違いをしている人は老若男女問わず大勢います。
だからこそ、条件には「苗字を変えてもいい男性(婿養子ではありません)」てきっちり記載すべきでは。
だって、その方が条件に合致する人の数が明らかに増えるじゃないですか。「養子はムリだけど、相手の苗字になるのはいいよ」て思って相談所に登録してる男性は確実にいるんじゃないかと。
また、結婚相談所の人は何故そこを指摘してあげないのか。大変不思議でした。
気になったこと2つ目は、彼女本人ではなくこの相談所の男性で。
求める条件のひとつに「選挙に行く人」てのを入れたい、という彼女に「うーん、それはちょっと、思想が強いかなって感じですね〜」みたいなことを言うんですよ。
えっ、何だそれ。
いや、これが「自分と同じ政党や候補者に投票してくれる人」だったら「それはちょっとアウトです」て自分が相談所の担当者でも言いますよ。そこは縛っちゃダメですからね。
でも、「選挙に行くだけ」ですよ??
と言うか、この条件を見て「あ、じゃあ無理」てなる相手は自分は無理だ。
「選挙に行くこと」が「思想が強い人」て意味が判らない。まあ、この「思想が強い」て言葉もよく意味が判らんのですけども。
だとすると、「選挙に行かない人」は「思想が弱い人」ってこと? それはそれでなんかちょっとヘンな感じがするが。
日本の投票率がこんなにも低いのもむべなるかなですなあ。
上の2件を合わせるに、どうも相談所の人が頼りにならない感じがしなくもないんですが、とにもかくにも、婚活のご成功をお祈りいたしております。