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本日は曳き初め


 
自分は曳いてないんですけども、通りすがりに撮りました。
写ってはいないが、鉾の手前方向に曳き初めを待つ大量の人の群れがおります。
ちなみにこの時点で開始時刻にはまだ30分以上。
今日は涼しくて曇ってて本当に良かったね……。

写真もう1枚追加。

鉾に乗り込む囃子方の皆さん



ミャクミャク様もこのようにことほかお慶びのご様子。

邪神もことほぐ祇園の祭(かわいい)


祇園祭の曳き初めとはこんな行事です。

 
以下、4年前に自分が書いた記事より引用。

誰でも鉾を曳けちゃう、とっても楽しい行事です。
これが結構な距離を曳かせてくれる。暑さと重さで疲れ果てて「もういいよ……」となるくらいまで曳ける。
最初の位置からずーっと進んで(1回目)、戻って最初の位置を通り過ぎ(2回目)、引き返す(3回目)、と計3回やってくれるので、人だらけで初回が曳けなくても諦めずくっついて移動してれば大抵は曳けます。
それぞれに時間が決まっているので、素早く動くと一日の内に複数の鉾を曳くことも可能。
ただしあくまで神事の一環、曳きながら撮影したり置かれた綱をまたいだりすると、血気盛んな町衆の皆様に怒号でたしなめられるので気をつけましょう。


更に付け加えておきますと、基本は雨天決行ですが、傘をさしながら曳くのは不可。
また、細い道にある山鉾も多いので、見物してるだけの人でも傘をたたまなければならない場面は多いです(曳く人は道いっぱいに広がらないといけないので)。
この為、雨の日で濡れたくないならレインコートは必須。

まあ何せものすんごい人ですけども、上記の通り3回やるので、1回目で曳けずとも諦めなくて大丈夫。
1回目で曳いた人は大抵、2回目3回目は撮影にまわるか別の曳けるところに移動しちゃうことが多いので。
山鉾自体の方向転換はせず、曳き綱を前後につけ替えて動かすので、次回を狙うなら進む方向の後ろ側にまわって虎視眈々とついていくと良いです。

なお、長刀鉾については群を抜いて人だらけな為、待機場所とか移動の仕方とか、多分独自ルールがあると思います。すみませんがその辺りは各自でご確認いただけますと幸い(自分も曳いたことはあるけど、昔なのでもう覚えていない……)。


曳き初め、明日もやりますよ!

 
こちらは後祭の曳き初め日程。

 
時間が重なってるので、どれを選ぶか悩ましいところですね。

これは純粋な自慢ですが、わたくし全部経験いたしております。
その立場から申しますと、やはり船形の山鉾は曳いておきたい。だが通常タイプの鉾もひとつは曳いてみたい、復活ほやほやの鷹山はやはり欠かせない、ということで、明日の13日は船鉾の1回目を曳いてから急いで放下鉾へ移動(余程のことがなければ3回目には間に合う筈)、20日は鷹山を曳いて、余裕があれば北観音山か南観音山、というのがベストコースではないでしょうか。

皆様のご健闘と有意義な曳き初め体験をお祈りしております。
熱中症に気をつけて楽しい祇園祭を!
 
 
 

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