2020年の祇園祭はこれにて終了
本日は1ヶ月続いた祇園祭の最終日。
トップ写真、東大路に面する八坂神社の西楼門、こんな幟をかかげております。
うん。
門を入ってすぐ目の前、疫神社にて執り行われるのが「夏越祭」。
夏越(なごし)の祓(はらえ)のお祭りです。
茅の輪をくぐって、今年前半の穢れを落とし、残り半年の健康と厄除けを祈願しますよ。
昼直前くらいに行ったのですが、見てくださいこのひと気の無さ。
ちなみにこれ↓が、2013年。
見比べていただくと判りますが、鳥居の下の札が、いつもは「蘇民将来子孫也」なのが、今年は「疫病守護」札になってます。
こちらの記事でも書いたように、普段は皆さん、茅を抜いて自分茅の輪つくって持ち帰っていくんですが、今年はさすがに不可のようです。
まあ感染対策的にもどうかと思いますしね。
その代わり、社務所で茅が売られてました。
つくり方も親切記載。
「面倒だ……」と思う方の為に、実は既につくってくれてあったりもします。
これは去年受領したものですけどね。
今年の特別な御朱印・護摩木(病疫守護札とセット売り)・絵馬。
真ん中の護摩木は「急々如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)」札。
こちら↓がお詳しゅうございます。
疫病退散!(えーい)
かわゆい……。
疫病までかわゆいとは何ということか……。
急々如律令と言えば、郭巨山も今年限定で「喼々如律令」御朱印出しておられて、いただいてまいりました。
そういえば八坂神社の社務所の前には大国主社(縁結びで若い方々に大層人気)があるんですけども、そこの前にある大国主神の像がただいまコロナ仕様で大変にあいらしいことになっております。
結構ソーシャルディスタンスを保ってもいる。さすが神。
かわいすぎるでしょうよ……。
今年限定で本殿横に設置されていた茅の輪も、茅を新しくして青々となっておりました。
とにもかくにも2020年祇園祭はこれにて終了。
祇園祭期間中のみの厄除けちまき、今年はまだ当分買えるみたいです。皆様急げ。
ご関係者の皆様本当にお疲れ様でした。
来年はきっとね。
とは言えまだまだ書きたいことはあるので、しばらくはだらだらと続けたいと思います。
ではまた。