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#存在
黒百合、死すば神話に故
気が付けばもう夏も終わりかけている蝉のような生活をしている
あれだけ大好きだった花火も観なくなったし浴衣も結局着る機会は無くなったけどよく考えれば四季に縛られる必要などない。
だいたい四季が存在するのは日本だけだ
それさえもしられているかどうかもわからないのに贅沢な話だ
これは戯言
セックスをしても恋人にはなれない関係値
恋人がいるにも関わらず寂しいからと残す夜廻
SNSという便利過ぎるデジタル
侵食と匂いと声を忘れる怖さと
朝が辛くて苦しいから人気が居なくなる夜は静寂でどこが自分のことを許してくれる様に感じている。
その代わり孤独と毒に蝕まれてやがて爆発するのにも関わらず私は夜の世界から抜けられない。
昼間はあまりにも眩しくて無言の圧がどこか誹謗中傷のような視線を無防備に感じてしまうから日が沈む時間くらいが私にとってはちょうどいい。
すれ違った時間達は何処にいくんだろうか
好きな人、もしくは依存していた人の存在の気