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黒百合、死すば神話に故

気が付けばもう夏も終わりかけている蝉のような生活をしている
あれだけ大好きだった花火も観なくなったし浴衣も結局着る機会は無くなったけどよく考えれば四季に縛られる必要などない。
だいたい四季が存在するのは日本だけだ
それさえもしられているかどうかもわからないのに贅沢な話だ


これは戯言
セックスをしても恋人にはなれない関係値
恋人がいるにも関わらず寂しいからと残す夜廻
SNSという便利過ぎるデジタルタトゥーによって自由なはずなのに誹謗中傷で自由を奪われた賢過ぎた子供たち
「私のどこが好きか言って」と答えられない恋人の沈黙

返信が素っ気なくてもいいからあなたから返信をしてほしい孤独な夜を乗り越えないようにしてほしい

他愛も無い会話の中で愛が生まれますよう
無機質な部屋もいつかは少し華やかになれますように
口数が少ない君からの「大好き」が続きますように
思い出の中で写真のフォルダたちで溢れますように
君からのおかえりとただいまがいつか聞けますように

歳を重ねて良いこと悪いことなんてどうでもいい
どうやってその時間を有意義に捉えて大切にして
傷付いたその傷口も少しずつ塞いで
面倒くさいことなんて投げ捨てて
声が消えてしまう前に泣き叫んで抱きしめて
その涙で明日が少しでも笑みが生まれますように
その存在がなくなってしまう前に全身で愛して


感傷
都合よく終わった7月
都合がわるくなったら吐き捨てるような8月
まだ残された日にち私は何を残せるだろうか、愚かな遺書などない。EGOISTだと感じるかそうじゃないかだけだ。

本当は返信無い間に例の人とちゃんとお別れしてちょっとメンタルおかしくなりそうだったからSNS少し離れて遠出してたけどやっぱり返事来たら安心するのなんでだろうな。いつも寄り添って話してくれてありがとう。

これは間違いなく触れられた優しさだ
別に勘違いでもいい、なにもないよりかは深夜不安でまた彷徨うよりかは黒を大切にしたい。

例え黒百合でもいい。それがお互い求めてるなら



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