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【はがきサイズの短編】luv me!御社 テーマ:勤め口

       こうしてお手紙を出すってなんだかとても恥ずかしいものですね。けれど私は、目先の利益だけで書いているわけではないのです。

 私たち、今年の夏頃初めて会いましたね。緊張に満ちている雑踏の中で、あなたは私を呼び止めました。誰でもいいのでしょう?と思っていましたが、あなたは自身のことですとか夢とかそれはもうたくさん語ってくださいましたね。

 多分、いいえその頃から私はあなたに惹かれていたのでしょう。虚しく飾り立てた御方とは違う。

 秋頃、御宅にお邪魔させて頂いたときあなたの親しみやすさと優しさは太陽の光のようで、目眩がしました。そのとき確信したのです。

 たしかに、あなたはお金持ちで見目麗しく条件が良い方です。来年の春、多くの乙女たちがあなたに想いを寄せるに違いありません。

 けれど、その子たちは何が目的かと言うと、あなたの気の良さや財産なのです。自分のためだけに、愛していると囁くだけに過ぎないのです。
 
 私は違います。○○様、お慕いしております。私はあなたといつまでもともにありたいのです。あなたが見つめる未来を私もみたいのです。途中で辞めるなんて言いません。

 あなたが私を選んでくださるなら、ああ、なんだって致しますわ。電話対応だって、なんだって。


こんにちは!高木梢です。

今回のテーマは「勤め口」です!

今は就活のシーズンではありませんが、こんなテーマを引いたので作ってみました。あ、主人公は一応就活生です。

世の就活生よ、今から震えて眠れ・・・と言いたいわけではなく、とにかく好き!といえる勤め口が見つかるといいね、というお話しです。

とにかく好き!と言える勤め口にラブコールをしても、御社は振り向いてくれないかもしれません。でも、どんな形でも(ここ大事)あなたがわくわくする勤め口はあるはずです。ないわけありません。(苦い記憶がよみがえり布団をキックしたくなる。)

月並みなことしか言えませんが、あなたはきっと大丈夫!です!

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
素敵な画像をお借りしました。








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