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野生のアスパラガスを満喫
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
土曜日にアーティチョークの町、チェルダで購入した野生のアスパラガスを食べました。
道端でバケツにいられて売られていたこの子達、最後の2束を購入。 1束5€で、相方は2つとも買うから8€にして、と一応交渉。 ダメでしたけど。 かなり長いですが、実際に食べる事のできるのはこの半分くらいの長さです。
ランチはリゾット。 パスタと合わせるよりも合う気がしています。 パスタと合わせるのであれば、普通のアスパラガスの方が好き。 個人的な好みの問題です。
茎の部分は小さく切って、先っぽは5cmくらいそのまま使用。 普通に玉ねぎを炒め、茎の部分を炒め、お米を炒め、白ワインを加えます。 アルコール分を蒸発させたらブイヨンを加えていきます。 途中で先っぽも加え、イタリア米だと大体18分くらい、ブイヨンを足しながらお米に吸わせていきます。 お米に火が通ったら、火を止めてバターとパルミジャーノのすり下ろしを加えて出来上がり。
約半量のアスパラを使ったので、たっぷりです。
夜はフリッタータ。 こちらは残りのアスパラを軽く茹でてから使用。 こんなに細い体なのに結構しっかりとしていて、生のままでフリッタータにすると硬過ぎます。 茹でてから切るかそのまま使うかちょっと考えたのですが、そのまま使用。卵3個を溶いて、牛乳少々(普通イタリア人はしませんが)、パルミジャーノ、白胡椒をよく混ぜて、アスパラを加えたみたところ、残り半分全部使うには多過ぎでした。 もっと小さく切っておけば全部使えた?
フリッタータはあまり得意ではない料理、私が作るとこの程度の出来です。 でもね、切ってみると・・・
アスパラが詰まってる! 卵は繋ぎ程度という感じでしょうか。 卵の中にアスパラが入っていると言うよりは、アスパラに卵が絡まっていると言う感じ。
冷蔵庫に残っていたコールスロー、アーティチョークの一部も一緒に、
ほぼベジタリアンなプレートです。 フリッタータは完食、美味しかった。
野生のアスパラガスはほろ苦さが特徴です。 下手をするとかなり苦い物に当たってしまうこともありますが、今回はちょうど良いほろ苦さ。 こちらも朝採りですから、鮮度抜群。 と言いながら、土曜日に買って月曜日に調理したのでは意味ないか。 土曜日の夕食にしようと思っていたのに、ランチに食べ過ぎてお腹が空かず、翌日曜日もランチにたっぷり食べて夜はお腹が空かず・・・。 で、月曜日となりました。
今日は残りのアーティチョークを食べる予定です。 何か変わった使い方がないかと、イタリアのお料理サイトをブラブラと眺めています。
皆様への訪問が遅れています。 徐々に伺いますので・・・。