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こどもとうみ 再開します!「子どもたちから教わったこと」と「子どもたちの一生を支えるもの」

 言い訳から。
 色々あって自分に余裕がなくてなかなかnoteを書くことが進みませんでした。その色々は、自分の身に振りかかって来た個人的な色々だったり、経営するにあたりの色々だったり、単純に時間を生み出せない理由をまとめて「色々」と言っております。

 仕事を始めてから、自分なりに大きな山、小さな山、各種乗り越えて来た40年だけれど、歳を重ねるごとに、乗り越えるのが結構大変になっている印象。それは、気力体力の衰えからくるものなのか、乗り越えて来た数の分だけ、乗り越え方を学んできたはずなので、それをも超える複雑な山だからなのか。人生終わるまで分からないことだらけだな〜という印象でしかありません。笑


 もう一つ。筆が進まなかった理由。
これが大きかったかもしれない。
子どもたちの教育に携わらせてもらって40年。ずっと「〜〜が出来るようになるためには」というHow toものには抵抗があり、出来なくたっていいじゃん!と、すぐに反発する自分がいました。だから、私の考えるTelacoya921の教育には「〜〜が出来るようになるために」のもっとずっと前に、そしてもっとずっと深いところを育てられるような環境であったり、言葉のチョイスであったり、要するに「ねっこ」の部分を大切にして来ました。

 その「ねっこ」の部分とは何だ?と考えると、これまでは「生きる力」を使おうとすると、「いや〜これよく使われているけど、それじゃない言葉使いたい!よね」となり、それなら「生き抜く力か!いや〜これも結構使っている人いるよね。他にないかな?」と、変な思考回路になってしまうことが多く、本質からどんどん外れての言葉探しになることが多いことにやっとのことで気づいたことが発端です。

 そこで、この半年くらいはずっと「Telacoya Method」を作ってみることに時間を費やして来ました。子どもたちの教育に携わり続けている中で、何を見つけたのか?何を大切にしたいと思っているのか?それは何故なのか?子どもたちにとって本当にそれはアンタが思うほど大切にした方が良いことなのか?などを、自分に問い続けたこの1年でした。

 これまで、出会ってきた数千人の子どもたち。
 そして、その保護者の悩み。

 同じ保護者から生まれた兄弟でも、悩みは違う。お陰さまで、お話を伺って来た結果、私自身たくさんの引き出しを持たせて頂きました。子どもの気持ち、親の気持ちに向き合わせてもらう中で、根本的なことはみんな一緒。だけど、やっぱり「〜〜が出来るようになるためには」的な発想が絡むと、出発地点は一緒なのに、気持ちはこんがらがって、絡まって、解けなくて、出発地点さえ忘れちゃうような出来事に変わっていってしまう。

 生まれるまでは「元気で健康であってくれたらそれでいい!」って思っていたはずなのにね。

 でもそういうものなのだから、もっとシンプルで、もっと分かりやすい言葉を使って、届けられないか?と考えて来た結果がやっと出たのです。
とはいえ、これも説明が必要で、「あ〜!なるほど!」と腹落ちしてもらえるようなところに辿り着くのは、少し周りくねった道を経てからになります。

 そこでまた、シンプルじゃないじゃん!と悩んでいたのだけど、結局のところ、教育なんてそんな簡単に語れるものじゃないし、子育てだってそんな一言で語れるもんじゃない。

 と言うことで、「それでも、出来るだけ教育や子育てで大切な根本的なところだけを伝えたい!」を大切に発信をしていこうと思います。
前回の記事からの続きになっておりませんが、そこにも必ず辿り着きます。
子どものねっこを大切に!と言われている教育に、そして子育てに、絶対に必要な「子どもたちから教わったこと」そして「子どもたちの一生を支えるもの」を織り込んだ自尊感情の育て方を中心としたオリジナルのmethodを軸に発信していくことにしましたので、どうぞよろしくお願い致します!

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