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東京・横浜旅行②「共通する二年目の悩み」

東京・横浜の旅行記パート2です。
実は東京で先輩とのごはん会も、今回の旅の目的でした。

私は週3日で働く主婦ですが、オーナーからの要望が多くなり
「これってパートじゃなくて正社員の仕事量じゃない?」が続いており同僚ととても悩んでいました。
「週3日じゃ終わらないよね…」
「色々指示ありすぎて追いつかない」
結構てんやわんやしていました。

でも意気の合う同僚と二人だったので、割となんとか過ごしていました。
しかしずっと続くとしんどいぞと思い、先輩に相談することに。


「なんだぁ二人とも天使と思ってたけど、そうじゃなかったんだねぇ。安心しました」
悩みを打ち明けたところ、先輩からそんな言葉が。
「えぇ。天使なんかじゃありません!」
矢沢あいの漫画が脳裏をよぎります。

自分たちのスキル以上の仕事を任されること。
そのため失敗やミスも多くなったこと。
二重チェックをするが、チェックのチェックで圧倒的に時間が足りないこと。
でも任してくれるのは嬉しいので、その期待には応えたい。
気持ちばかりが焦る。
…ザックリとそんな感じです。


「そうゆう悩みって成長している証だよね」

串揚げを食べながらポロッと言われた一言。
…そうですかねぇ。
でも自分の器以上の仕事が任されるってそうゆうことかも。

「きっとこの半年間で大きく変わると思うよ。応援してる」
…あれあれ。
自分が想像していたのと違う展開になってきました。

「一年前の自分とは全然違うでしょ?今は学ぶ時間なんだよ」
…。
悩みを聞いてもらうだけのはずだったのに、いつの間にか悟りになっていました。


その言葉を受け、改めて自分を振り返ります。
今は未経験の業種で、初めて小さな会社に勤めています。
ふむ。
確かに、業種も規模感も全く違う未経験者だな。
そりゃぁ戸惑う事ばかりですよね。
ちょっと納得しました。

私は週3日パート主婦だけど、割と真剣に仕事に向き合ってるっぽい。
「気楽だぜ〜」と余裕すかして生きているけど、ちゃんと仕事をしたいと思ってるっぽい。
おいおい、まじめかよ私。


37歳、社会人になって17年目。
転職を何度か繰り返し、多くの方と仕事をしてきました。
親の年齢以上から、一回り年下の方まで幅広く。
そして社会の仕組みもなんとなく分かってしまいました。
税金とか物流とか世界の仕組みとかです。
37年しか生きていないのに、なんでも知った風になっていたかもしれません。

がむしゃらに生きてきた20代までと違って、30代に入るとなんとなく60%の頑張りでこなせてしまいます。
仕事も家族も、何もかも。
初めてではないので要領をつかめるんだと思います。
「あぁ、それね。前はこうやったかなぁ」
と自分の経験の引き出しを開けられるんだと思います。

今の仕事もそんな姿勢でいたのでしょう。
「接客業は10年以上してるんで〜」余裕すかしてたけど、全然そんなことありませんでした。
私は今まで通りちゃんと焦っていました。
「めちゃくちゃ初心者やん、私」
当たり前のことを再認識できました。


二年目の私は、ある程度見通しができるようになってきました。
しかし自分のスキルが伴わず、ちょっとしんどいです。

でも一年後には成長してスキルが伴ってくるはず。
これぐらいは経験の引き出しから、引っ張ってきてもいいでしょう。
「この半年間はしんどいけど、今はそうゆう時期なんだ」
これが分かればちょっと気が楽になりました。


何歳になっても新しいことに挑戦すれば、二年目にはこんな悩みが出てくるようです。
「私に求めるレベル上がってきてない?!」
そう悩むときは新しいことに挑戦できている証拠です。

それなら、何度もその悩みを受けて立とうじゃないか。
経験豊富な面白いおばあちゃんになってやろうじゃないか。
「96歳のかおり婆さん、なかなかイカした考え方してるよ」
そんな生き様見せてみるよ。
37歳二年目のかおりは燃えています。
とりあえず、夏木マリのような70歳を一つの目標にしておきます。



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