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レベルを上げるためには。

モノゴトには必ず段階が存在している。
それは、感覚が備わるごとに見えていなかったモノやコトが感じられるようになるからであると認識をしている。

なので、感覚が成長するに従い、今まで気にならなかったモノに気づけるようになり、だからこそそこを含めた景色を感じられることになる。
ロジックとして、レベルを上げたい場合の近道は、感覚を成長させることにあることは理解できることだろう。

では、ローストにおける味づくりのレベルを向上させるためには、どのような感覚を向上させなければならないのか?
である。

これまでの経験上の話になってしまうけれど、それは香りの情報の「色」と液体と香りの「密度感」であると思っている。
それらを感じるための感覚を成長させることこそが重要である。

そしてそれら香りの色と密度感のレベルを向上させることで、それらを段階ごとに感じられるようになってくる。
するとレベルが上がるごとに、良質なローストが出来るようになるというロジックである。

ボク自身も今の感覚の上のレベルを感じている人たちの存在に気づいているので、それらを感じられるようになるためにしなくてはならないことを意識して取り組んでいる。

まずは今現在の自分の感覚がどのレベルに位置しているのか?
そこに気づくことがレベルを上げるための第一歩になる。

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