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キカン誌『霞と息』第2号参加者募集【文フリ東京39】

 こんにちは、橘です。

 12月1日開催の文学フリマ東京39にて頒布予定の、弊サークル「キカン」誌『霞と息』第2号の参加者を募集しております。ご参加希望の方は、下記の1〜5の要項に目を通して頂き、下記フォームにてご連絡くださいませ。
(※追記:応募は8月31日までとさせていただきます)
(※追記:8月28日時点で応募を締め切らせていただきました。ご了承ください。)

【応募フォーム→https://forms.gle/a82vZhwnDnBTzPtB6 】

上記QRコードからも応募できます

(ご参考までに創刊号の応募記事も以下に掲げます)

【1、募集内容】

募集するのは以下の項目になります。

●A:巻頭カラー(イラスト、写真作品)

巻頭の8ページ前後は、カラーページにしたいと考えています。イラスト作品や写真作品などを想定しています。8ページ全部1人の作品というわけではないので、2ページ分だけといったパターンでも構いません。詳細はご相談くださいませ。なお以下のB・C・Dの項目でもイラスト作品や写真作品を掲載することは可能ですが、その際はモノクロ印刷になりますことをご了承ください。

●B:特集

毎号特集を組んで、一つにテーマに対して様々な方に作品を書いてもらいたいと思っています。今号の特集テーマは「創作と仕事」になります。詳細は次項をご確認ください。
B-1: 自身の仕事と創作活動の両立・関係性を描くエッセイ
B-2:「仕事」「労働」をテーマにした自由な文学作品(ノンジャンル)

●C:フリーの作品

特にテーマを定めない作品になります。小説・詩・短歌・論文・エッセイ・漫画……ジャンルも体裁も何も問わないので、この項が一番自由にお書きいただけると思います。

●D:連載

継続して執筆したいという希望の方に連載コーナーを設けます。連載小説でも構いませんし、例えばお便りコーナーや相談コーナー、毎号違うテーマを独自に設けて書くといった形でも大丈夫です。詳細はご相談くださいませ。

●E:書評、雑文、コラム

簡単な書評や、作品未満のちょっとした雑文、コラムを掲載予定です。最近読んだ本や昔の思い出の本の書評、あるいは本に限らず漫画や映画、音楽のレビュー・感想でもOKです。また、作品に仕上がるほどではないが、最近感じたこと考えたことなどを綴った雑文も募っています。Twitter(現X)のつぶやきの延長的な存在と捉えてください。

なお、今回は特集テーマに関わる「三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社、2024年4月)を書評の課題本にしたいと思っています。もちろんそれ以外の自分が読みたい本の書評でも結構です。

●F:広告

より「雑誌」らしさを演出するために、広告も募集致します。文フリの出店情報や、普段の活動など、広告したいことがあれば何でも構いません。基本的には表紙2&3に掲載予定ですが、2名以上の希望者がいらっしゃった場合、別途本誌中に広告欄を設ける形になります。広告費などは発生しません。詳細はご相談くださいませ。 

【2、特集テーマ】「創作と仕事」

 数ヶ月前、SNSなどを中心に読書界隈・文学界隈で1冊の本が話題になりました。三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』です。この本は、明治時代から現代に至るまでの労働史を丹念に追いつつ、読書との関係を詳らかにしたもので、「忙しくて積読がどんどん増えてしまう」と感じている多くの人にヒットする本となりました。かく言う自分も社会人になってからというもの、忙しさを言い訳に創作活動・読書活動が滞ってしまっているので、この本の内容は本当に身にしみるものでした。

 また現在、このキカン誌第2号と同時刊行予定の増刊号「文学フリマ東京ビッグサイト開催準備号」の作成作業中なのですが、そのアンケートにも「仕事や日常生活での両立に困っている」との声が多く寄せられています。

 この「読書」や「創作活動」と「労働」「仕事」は両立できないものなのでしょうか。

 しかし、プロの作家の中には高校大学を卒業してすぐに作家にならず(なれず)、いわゆるサラリーマン時代を経験してデビューした人も多くいます。むしろ若いうちから才能を認められて、あるいは賞を受賞してデビューし、専業作家として活躍している人の方がごまんといる作家の中で稀有な存在だとも言えるでしょう。

 では彼らはどのように仕事と創作活動を両立させたのでしょうか。彼らのエッセイや随筆などがあればそこにヒントを見いだせるでしょうが、必ずしもそのような著書があるとも限らないし、専業作家になりたくて創作活動を続けている人がメジャーであるとも限りません。専業とまではいかなくてもなんとか今の仕事と創作活動を両立させたい、本を読む時間がほしい、そう思っている方が多いのではないでしょうか。

 こうした背景や文学フリマが東京ビッグサイトで開催されるまでに巨大化した経緯も踏まえて、改めて「創作と仕事」の関係性をもっと深く考えてみたいと思いました。ぜひ皆様には、「自分はこうやって多忙な中で執筆時間・読書時間を捻出している」だとか、「仕事で得たこういう考え方・技術が創作活動の方に活かせた」などのエピソードをお寄せいただければと思っております。

【3、体裁】

●主な書式の仕様は以下の通り
・A5 2段組 天20mm 地16mm ノド20mm 小口17mm
・文字サイズ8.5pt(タイトル17pt、著者名14pt)
・28字22行(タイトルページは16行)
・詩や短歌など特定の体裁での掲載、特定のフォントを希望の方は入稿の際に明記してください。

●原稿形式:word(文章作品、後日指定のフォーマットを共有する予定です)、png/jpeg(画像作品)。その他の形式は要相談。

●文字数:上限2万字程度。下限はありません。E:書評・雑文は、A5サイズ2ページほどを上限と考えています。それ以上の長さになるようであれば、Cの「フリーの作品」になります。また、2万字を超える作品はご相談くださいませ。

●入稿方法:Googleドライブの共有フォルダに提出

【4,締切・日程等】

・7月末〜8月末
応募開始。参加人数上限(20名程度)に達するか9月末で応募を締切
(※追記)8月末までの応募に変更いたしました。ご了承ください。
(※追記8月28日時点で応募を締め切らせていただきました。)

・9月8日、9月15日
キカン誌に向けた合評会(任意参加)。Discord上で開催予定
(参加者向け、外部の方は参加いただけません)

・10月6日
1次締め切り(一旦このタイミングでご提出ください)

・10月7日〜14日
1次校正作業および原稿返却

・10月27日
最終締め切り(校正作業を踏まえて最終原稿をここでご提出ください)

・10月28日〜11月10日
最終校正作業

・11月10日
印刷所入稿(ちょ古っ都製本工房を予定)

・12月1日
文学フリマ東京39出店

【5、備考】

●便宜上A〜Fに分類しましたが、複数項目に参加したい方は大歓迎ですので、ぜひお申し出ください。

●原稿料、その他の協力金のお支払いについては以下のとおりです。
①原稿料 1原稿3000円(ただし、Eは1500円)
②編集協力 一律3000円
③文学フリマ会場で一般入場者として献本を受け取る場合→入場料一部(500円)を負担
④文学フリマ会場で出店者として献本を受け取る場合→出店料の弊舎負担なし
⑤事前に郵送で献本を受け取る場合→郵送料は弊舎が100%負担

●参加いただきましたら、献本1冊を謹呈致します。12月1日当日会場にお越しの予定の方は、その場でお渡しさせていただきます。当日お越しになるのが難しい方は、郵送させていただきます。郵送の際住所・名前を把握させていただきますので、ご了承ください。

●今後の参加者との連絡は、Googleグループのメーリングリストを使用いたします。応募フォームにメールアドレスの記載欄がありますので、必ず記入のほどお願いいたします。

●作成された作品の著作権は全て作成者の皆様にありますが、本冊子の独自性の担保のために、本冊子発行後1年間は他媒体での掲載をお控えいただけると幸いです(改稿作も含む)。1年後以降は、個人の同人誌・各種SNSでの掲載、文学賞への投稿をしていただいて構いません。

●本冊子は基本的に紙媒体のみを想定していますが、今後の運営方針によって電子版も作成する可能性があります。その際にはご確認ご許可の連絡を致します。

●その他、質問事項などありましたら応募フォームの通信欄もしくはTwitter(現X)のDM、弊舎メールアドレス(seiko.sya820@gmail.com)までご連絡ください。


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