![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155771983/rectangle_large_type_2_650b06021ab6ea59310c9277d65172a1.png?width=1200)
🌱『不登校でも大丈夫』という言葉のズレ
『不登校でも大丈夫』
という言葉、よく聞きませんか。
長男、次男とも不登校を経験した今の私は
次男は真っ只中とはいえ我が子達を見ると
「なんとでもできる」
というのが率直な感想です。
しかし私は、
『不登校でも大丈夫』という言葉だけでは
その真意がうまく伝わっていないのではないかと
考えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1727595079-Iy8m1xK0lgM5kJDdhfuBYi3H.png)
特に子供が不登校になって初期は
親も悩み、惑い、不安しかない状態です。
そんな状態で『不登校でも大丈夫』と聞くと
どう感じられます?
「学校に行けなくて大丈夫なわけないよ!」
そりゃ親としてはそう思いますよね。
学校に元気に通うことが当たり前と思って
親世代は育ってきています。
そして我が子に対してもそう思っていますし、
学校側も「子供たちが来るのは当たり前」
と思っているのではないでしょうか。
つまり、学校に行くことが「大丈夫」で
行かないことが「大丈夫ではない」に
近い感覚を持っているのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727595069-rv7NpfU8AaPQbxz9SiwHImsd.png)
ただそれって不登校の子供から見ると
たぶん逆なんです。
子供たちは、
学校に行くことが「大丈夫じゃない」から
学校に行けなくなったんですよね。
つまり、すでに「大丈夫」の定義が
子供本人と親ではズレているのです。
親としては
(これまで通りに)学校に行って
(これまで通りに)勉強もして
(これまで通りに)進級進学していく
ということを「大丈夫」と思いがち。
でも苦しんでいる子供にとっては
その「大丈夫」を維持することで
自分の心が「大丈夫じゃなくなる」から
学校に行けなくなるんですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1727595042-xGBADYOeCcZXf2qKdsuMalyJ.png)
私も長男次男が不登校を経験しています。
長男はやっと抜けましたが2回、
次男は時々別室は行きますが
気づけば5年目です。
トータルで9年以上だからこそ
改めて丁寧に伝えたいと思います。
『不登校でも大丈夫』というのは
学校に行かない選択をし、子の心を守ることで
別の未来が拓けるから大丈夫
元いた道が決して正解とは限りません。
悩んで選んだ道は間違いではなくて
次の道を正解にしていけばいい。
もう1度言いますね。
『不登校でも、別の未来が拓くから、大丈夫にしていける』
命を大切に、生きる力を大切に。
それより大事なものなんてどこにもありません。
子供たちの心と命を守り、危機を脱した先は
子供たちが自分で立ち上がれるよう
親が寄り添い、ゆっくり進む努力をすることで
「大丈夫」に近づいていけるのだと
私は信じています。
これまでの常識に囚われ続けるのではなく
新しい道を探っていきましょうね。
必要な方に届きますように✨
**************************
こちらのシリーズはマガジンに収載しています。
**************************
サイトマップはこちら👇
**************************
XやInstagramでも発信しています。
カオラkaora X x.com/kaora2314?t=W6P6zq7m-Zm36M4KmFhOIQ&s=09
カオラkaora Instagram https://t.co/nAdRE4zzpn
いいなと思ったら応援しよう!
![カオラ@親も子も自分を生きよう](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143849196/profile_a9b19fe42e072f2640789901eb96f97a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)