🌱起立性調節障害のリアル⑤ 真夏の脱水
現在大学1年生となった我が家の長男。
「起立性調節障害(OD)」に苦しめられ、
今やっと落ち着いてきました。
(朝はそれほど得意ではないですが)
長男は、小児ぜんそくもあり、
幼稚園の頃から季節の変わり目は
体調を崩すことが多くありました。
当時から晩夏~初秋あたりが鬼門。
小学校の頃も毎年不調でした。
ところが、中2以降
少し様相が変わってきたのです。
最も体調を崩すのが真夏になりました。
鬼門は真夏に
症状はぜんそくというより
頭痛、吐き気、めまい、立ちくらみなど
起立性調節障害の症状が
非常に強く出てくる感じ。
最初は理由がわからず不安でしたが
小児科の先生によると、
これには夏場の『脱水』が
大きく関与していることがわかりました。
起立性調節障害のお子さんには
特に注意していただきたい
夏場の『脱水』について、
今回はお伝えします。
脱水がどう影響するのか
起立性調節障害は、自律神経の不調。
末端(特に下肢)に血液が集まると
血圧も低めであることが多く
なかなか上半身に戻ってきません。
心臓は「血液が足りない」と察知し
頑張って脈拍を上げます。
しかし肝心の血液が少ない。
空打ち状態が続きます。(頻脈)
結果的にはやっぱり血液は戻ってこず、
脳内が貧血状態になります。
それにより、頭痛やめまい、吐き気等
症状が強く出るようになります。
夏場は、ただでさえ脱水症状に
なりやすいことは
ご承知の通りかと思います。
実際に何が起こるかと言いますと・・・
起立性調節障害のお子さんは
とにかく夏場に
症状が悪化することが多い!
それは上記理由によるようです。
対策は?
スポーツドリンク等を用意されるのも
良いと思います。
その場合、体内での吸収率を考えると、
是非薄めのハイポトニックにしてください。
浸透圧の関係で、ハイポトニック飲料の方が
体内に吸収されやすいからです。
我が家では、スポーツドリンク粉末を購入し
1Lの水に溶かすところ、1.2Lにして
夏場はお茶とともに持たせていました。
本人も意識して
水分をよく摂るようになりました。
また『塩分タブレット』を常に持参し、
水だけでなくこちらも一緒に摂取することで
水分の吸収率を上げる努力をしていました。
夏場に不調になる傾向あるようでしたら
「脱水」の可能性が高いです。
是非、水分摂取を意識してみてくださいね。
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まとめ
今回は「起立性調節障害」において
夏場に注意すべき「脱水」について
お知らせしました。
意識して水分を上手に摂取し、
血管内の血流量を上げて、
血液を上半身に戻すよう
心掛けていただけたら幸いです。
今後も、実際の生活の中で
リアルに起こった事象を元に
書いて参ります。
必要な方に届きますように✨
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