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詩集『chrono 三原色』(くろのさんげんしょく)

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多数派という『真実』に、今日も混ざれなかった。『常識』を矛盾だらけに感じてしまう僕には、『社会』に順応する才能が無いのかな。 『』 その世界の中に、僕は居ないみたいだ。 この…
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【詩】虹は僕を嘲笑う

虹を分解したら何万色あるのだろう。あんなにも沢山の輝きがあるのに、油性絵具の居場所は無い…

言葉の軽み 【詩のようなエッセイ】

軽さじゃなくて、軽み。 つまり重みの無さ。 軽口を叩くのと重みが無いのは違う。 想いを伝え…

このたった1分が【詩のようなエッセイ】

僕が小学生だった頃 学校からの帰り道はとても遠かった 1キロ程だったろう道のりは 世界地図…

【詩】だから花は笑う

光があるから闇が生まれるのか 闇があるから光を感じるのか すべての色彩は誤差と錯覚 意味を…

【SUNO #2】AIに韻踏ませてみた/音符アンサンブル

前回、無料作曲が楽しすぎたSUNO。 早くも課金しました。ええ。 詩を書くのは好きだけど、作曲…

ティッシュのような人生 〜どうでもいいから、価値がある〜 【詩のようなエッセイ】

「ティッシュ」という言葉は、英語の「tissue」に由来している。もともとは「繊維」や「組織」…

【詩】水中火(すいちゅうか)

どこにも咲けない花がある 咲かない花は 花なのか 世界にひとつだけの など存在しない ひとつでは 咲けないから 沈みゆく種が 青から黒に変わる頃 ああ、これで良かったと …思う訳が無い! 水の世界にひとつの火種 望まれなかった水中花 "消えるはず" は誰の都合だ 消えてなどやるものか! 消えてなどやるものか! 消えてなどやるものか! どこにも咲かない花がある 咲けない花は 花なのか 沈みゆく夜が 黒から赤に変わる頃 眩い光に溶け込んで

傷付けない < 笑わせたい 【詩のようなひとりごと】

『傷付けない』ようにすることと 『笑わせよう』とすることは 似ているようで、全く真逆のベク…

【詩】羊のどこが羊なのか

羊のもこもこが 雲みたいで 綿飴みたいで 可愛くて仕方ない 羊とはつまり、もこもこのもふも…

フランスパンのような日常を【詩のようなエッセイ】

焦げた香りは、朝日の仕業か 月曜日の憂鬱を和らげたのは フランスパンだった 刻限ギリギリ…

世界を発展させるのは、いつも誰かの傲慢だ。【詩のようなコラム/260字】

僕たちは、高速道路を走っている この綺麗で平らな地面を 当たり前だと思っていないか 整備…

【詩】その砂城と砂時計 〜諦めないよりも大切なこと〜

積み上げて 固めて 崩れて 今度こそはと 意気込んで 何度目の砂城か 僕の『一生懸命』には…

キレイゴト 〜カタツムリから脱出せよ!〜

幸せは、カタツムリに似ている 巨大なカタツムリの殻があって 僕達は、その溝を辿っている …

夢の居場所は空じゃない

なんとなく満たされなくて つい、空を見上げてしまう。 空気と水蒸気の塊。 僕は夢が見たいのか? それとも… 叶わないと、決めつけているのか? 夢が叶う人、叶わない人 夢見ることを空虚に感じる人 そう、空虚なんだ。 空を見ても、そこには何も無い。 空を飛びたいと思うのは この社会のしがらみのどうしようもない窮屈から脱したいという欲求なんだ。 夢とは別のモノじゃないか? 夢の居場所は、たぶん瞳の真っ直ぐ前 そんなに遠い場所じゃない