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アナタにはコミュニティが必要 オンラインサロンに入ってみたら?とおススメしたくなったイギリス人 元・花形スポーツ選手 031/360

※標題写真は英国Sunday Times紙のFreddie Flintoff氏インタビュー記事からお借りしています。出典コチラ(有料購読)

今、オンラインサロンが、とっても熱いみたいですね。

コレを読んで、思い出したヒトが居ます。
「居場所がない」という元スポーツ選手

「当たり障りのないハナシで終わるのではなく
もっと深いことが話せる場が欲しい」
と語るインタビュー記事を読み

赤の他人ながら、バタコは心配になりました。

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ごきげんよう、観世(かんぜ)バタコです。ごあいさつ遅れました。
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1.元・花形クリケット選手フレディー・フリントフ氏
 引退後の「自分探し」 お金はある家族もいるけど
 知的好奇心を満たす「居場所」がない


バタコ自身、ワンオペ寄り海外子育て期に
ホント~に、拠(よ) り所のない
誰にも理解してもらえない (と当時思っていた)
深い孤独を感じた身です。

彼の場合は、時期的に (バタコと同い年、アラフォー)
「中年の危機」みたいなものかもしれません。

バタコ自身の「暗黒時代 (+中年の危機?)」経験を振り返ってみて
そんな時期が長く続くと
配偶者やその他の家族ともぎくしゃくし始めたりして
人生めちゃめちゃになる可能性ある、と思い、

私は勝手に、このヒトのために
何か解決策を見つけたい!
と、と強く感じました。

新聞でインタビュー記事を読んだのは昨年末。
イギリスで有名 (らしい) クリケット選手Freddie Flintoffさん
フレディー・フリントフ氏
  ※スポーツ音痴 (特に球技は全くダメ) なバタコ
  (やるのもニガテだし、TVでもほぼ見ない
      ←テニスのロジャー・フェデラーは好き
       ま、キライな人少ないと思うけど
  興味がないしルールもわかんない)
Freddie Flintoffさんが一体何者やら知りませんでしたが
ソコはプロの新聞編集!
全く知らないヒトにも一応わかるように背景説明付きでした。

イギリス北部ランカシャー地方出身
地元の小学校、中学校に通うけれども
父譲りの「クリケット」という競技が
「お坊ちゃんのやるスポーツ」だからと
いじめられる。
 ←日本で言えば、早稲田大学ボート部とか
  慶応大学ラグビー部とか
  そんな感じのスポーツ?
  「乗馬」「スキー」にも通じるかな?

学校での成績は悪くなかった。
・・がり勉だったわけじゃないけど
「素で」成績が良かった
チェスもやっていたそうです

が、クリケットの才能で有名になり
あれよあれよという間にトップの座に。

インタビューによれば
田舎の労働者階級の少年が
「お坊ちゃんスポーツ」で才能発揮
実際にお坊ちゃんプレイヤーとも肩を並べる日々
でも、彼の心の中は
「お坊ちゃんスポーツやってるから」と
バカにされいじめられた昔のまま。
そして、出身がもともと「お坊ちゃん」なヒトとはなじめず。

そのギャップ、人付き合いの苦しさを克服する手段が
「お酒」だった。
17歳でお酒に出会い、
飲むと人が変わり、ノリで場を乗り切れるので
アイデンティティまで作り変えた。
それが、(本名はAndrewだけど)
「Freddieフレディー」の名で知られる別人格。
現役時代は、飲んだ末の乱痴気騒ぎで
新聞沙汰になることもたびたび。

2009-10年にかけ引退、2014年にいちど復帰 (1シーズンのみ)。
5年ほど前に、お酒を辞めた。

引退後も割といろいろ試したようです。
お笑い。ボクシング。
演劇・俳優業 (ちゃんとトレーニング受けたそうで)。

写真掲載されてましたが、
絵に描いたような金髪美人の奥さんとお子さん3人。
引退後の現在は、
TVに出たり、服のデザインにコラボしたり、
多分、一生余裕で暮らせるんだと思います。

バラエティ番組みたいなのに出ても
「おバカキャラ」風、軽いノリ
2004年出版の自伝には ←多分ゴーストライター著
奥さんとの初デートにバ〇〇グラを服用して臨んだとか
  ←マジですか?
そういうエピソードを前面に出してる
おふざけ、ひょうきん者な感じ

そんな彼なんだけど
「最近 (お酒をやめたこともあり)
パーティとかでよくある『当たり障りのない会話』が
心底苦手・・
僕はもっと深い話がしたいと思ってる」
という内容でした!
うん、なんだかびっくり。

そもそも、パーティでの当たり障りない会話が
心底苦手で、
それでお酒を飲まずにはいられなかった、
そういうことみたいです。

たしかに、バタコも
パーティって (まあほとんど招かれないけど)
ニガテですね。本当に表面的な会話に終始する感じ。

2.「居場所」はオンラインサロンで! 
  大学に入りなおすのもアリかも

この記事でもお話ししましたが
新聞を読むのが好きなバタコですが
記事になるには何でも理由 (裏) がある、と思ってます。

大事件の報道 ←理由:もちろん、ニュース性。
小事件の報道 ←理由:紙面を埋めるため。
有名人のインタビュー記事、←プロモーション。
(出演映画のリリース、
著書の出版プロモ、
イベントに登壇する前、などなど)

フリントフ氏は今般、新たな自伝を出版。
その関係でインタビュー記事が登場したんですね。
今回は、ゴーストライター任せでなく
かなり肩入れして作ったものだそうです。

Flintoffさんとしては、この記事が出たことで
ちょっと深い話するような、真面目な?
テレビ番組とかのオファーを
期待してるのかな?とも思いましたが
  ※この記事を書いている2019年3月時点では
   BBCの看板番組「トップギア」
   (自動車の性能比べなどをする
   クルマ好きのためのエンタメ番組)
   との契約が固まったそうです。
   「社会的・本質的な話をする」仕事ではないですね
 

バタコは、読みながら結構、身につまされて
「この記事が公表されたから
例えば、ニュース番組とかからオファーが来るか?」
と考えると・・
業界の仕組みがどうなってるかとか全然知らないですが
「可能性は薄いかな~」と思いました。

バタコ、インタビュー記事がホントに好きなんですよね。
実生活ではどっちかというと人見知りですが
ウィキの「有名人や歴史上人物の履歴」なんか
めちゃめちゃ興味ありますね。

で、Flintoffさんの存在は
この記事で初めて知ったにもかかわらず
早速
「このヒトの悩みって、どうやったら解決できる?」
ってしばらく、真剣に考えてしまいました。

   ※シニア世代の孤独、再婚のハナシとか
    引きこもり世代の高齢化、とか
    別に「自分の手で何かできる」と思いたいわけではなく
    ただ、自分の中だけでも
    「こういう風にしたら解決できるんじゃないか」
    「もし自分だったらこう立ち向かいたいな」
    と、ある種の「解決策」を見つけたいと思ってしまいます。

すぐに答えは出ませんでした。

ちなみにインタビューした記者からは
「成人を受け入れてる大学とかに
入りなおしてみたら?」
という、やや無難かつ親切なアドバイス。

ですが
「多分やらないだろな~、
イマイチイメージがわかないし。
大学ってある程度専攻したいモノが分からないとだめで
彼の場合はわかってないっしょ」
と思ってました。
    ※インタビュアーのオススメは
    マンチェスター大学の
    Politics and Modern History専攻

また、大学に入るには
1年の予備コースが必要だそうですが
「1年もやってらんね~」
とフリントフ氏は思ってるみたいです。

記事を読んで2か月くらい経った頃
ツイッターなどを見ていて突然、
ひらめきました。
「あ、そうだ。解決策、分かった。
Flintoffさんは、(日本ならば)
オンラインサロンに入るべき!」
と。

「コミュニティを見つける」
という方が近いかもしれません。
別にオンラインでなくても良いかもしれない。

バタコもこの
「話が合う仲間が居なくて孤独」
というのは経験済みです。

「話が合う仲間」というのは
自然にできるというよりは
何か共通の目的に向かって、とか
本気で仕事に取り組んで、とか
そういう作業を通して見つかるのではと思います。

どちらかというと「深い話を避け」
表面的な付き合いばかり
淡々と日々を生きていたので
例えバタコが日本に住んでても
いずれは同じ目に遭ったかも、ですが

とりあえず13年来、海外に住んでるため
絶対的に「母国語で語り合える人」が少なく
ママ友はいるのですが
なんとなーく、うまく溶け込めない感じでした。

そんな自分を
じわじわと、遠回りなようだけれど、救うことになったのは
■ブログを書くようになったことと
 (自分の考えが整理されて
 どんな人たちと付き合いたいかとか
 どんな場に居いのかがぼんやり分かってくる)
■ブログを書いてる人たちのための講座に入ったこと
だったと思います。
 (まぁ、ほかにもいろいろもがいたんだけど・・)

オンラインサロンには、
ちゃんと属したことがないので
間違っているかもしれませんが
「お試し」的に入って、すぐ抜けることもできるし
スゴク、濃いかかわり方をすることもできる。

ある程度、サロンの属性で
集まる人々にも共通点があり
ハナシが盛り上がる場

というような認識です。

Flintoffさんの孤独って
そういう場に入っていくことで解消されるのでは
と、バタコ思いました。
   ※そういう場で刺激を受けて
    いろんな人と出会って
    「やっぱり大学、行こう」
    と決意が固まるかもしれないしね?

(で、日本では大流行りのオンラインサロンだけど
イギリスでは、どうなんだろ、
無さそーな気がするな~・・
バタコが知らないだけかもしれませんが・・)

3.スポーツで有名だけど
 実は知的なインプットに飢えている

初めて記事を読んだ時と
今回、ブログにまとめるために読み返した時では
やや印象が異なり、

当初は、彼のことを
「一発屋」
みたいな感じに思ってたんですね (失礼)

クリケットがたまたまできたので
それで大成功、セレブ、富裕層の仲間入り

でもスポーツなだけに、一生できるわけではなく
30代で、引退。
だけど、むなしい。

そんなヒト。

   ※「スポーツ選手の引退後の人生」には
   個人的に、もともと興味があり
   イギリスの金メダル女子
   Victoria Pendletonさん (自転車)
   Rebecca Adlingtonさん (水泳) 
   について、いつか記事にしてみたいと思ってます。

でも今回、もう一度読んでみたら
(上から目線)

   ※正直に告白すると
   最近Twitterのタイムラインで見た
   「イチロー選手は勉強もできたけど
   学年5位 (←だったかな?) 以上にはなれなかった
   『一番になれるルート』を選んだ結果が今」

   「スポーツの世界で一流になってる人は
   『絶対にトップになってやる』というタイプで
    実はその他の分野でもかなりな線、行ってたりする」
    
    という分析を読んで
    そっちに影響されたのかもしれません

フリントフ氏って、割と何でもできてしまう
そんなヒトなのかと。

「デキてしまう」というと軽いですが
ターゲットを観察し
どこをどのように伸ばしたらいいか戦略を立て
わき目を振らずに継続努力ができる

そういうタイプなんでしょう。

ボクシングに挑戦
俳優業に挑戦

って、それなりに覚悟も練習も要るでしょう。

だから、バタコが勝手に
「なんかこのヒト心配だわ・・」
なんてマジで余計なお世話なんですけど・・

ただ、インタビューで語っているのですが

「クリケットに比べると
どうしても
『この後、何をやっても、
あれくらいインパクトのあることは
達成できないだろうな』
という静かな予感はある」

のだそうです。

   ※先ほど触れたオリンピック女子に
    バタコが興味を持ったのも
    この点です。
    多分、一生、越えられないような業績を
    かなり若いうちに達成してしまったら
    その後の人生って、どう生きて行ったらいいのか?
    次なる目標をどうやって見つけるのか?
    スゴク興味深いトピックです。
    ちなみにオバマ大統領とかも
    興味ありますねぇ

フリントフ氏は「抗うつ剤」を服用しているそうで・・
それも、なんだかわかるような気が・・

現在フリントフ氏は、スポーツ関連とか
軽いエンタメ番組等でTV出演している模様
   ※テレビ見てないので知らないんですが (汗
でも、    
確かに、いくら中学時代にお勉強できたとしても
フリントフ氏が
学問・知識・分析力などの方面でTV主演する
という可能性は低そうです。

インタビュアーの提案どおり
■それでも、自分の知識欲の為だけに大学に行く
というのもありだとおもいますし
バタコ的には、もし彼が日本人だったら
■オンラインサロンかな~
 何かのコミュニティが見つかりるといいね
と思いました。

あとね、
基本に立ち返って
ただひたすら「本を読む」
ってのもアリかもですね。

インタビューでは
「地球は平らだ」と主張する派のポッドキャスト
「アポロ11号の月面着陸はでっち上げ」
という説を (おそらくネットで、動画とかで)
目にして、一理ある、と語るフリントフ氏

  ←日本ではこうゆうのを
   「情報弱者」
   などと言ったりしますが

インタビュアー(ジャーナリスト)は
フリントフ氏の
「(スポーツが忙しすぎて大学は行ってないし
普段インテリ系に囲まれているわけでもなく)
知的好奇心はあるんだけど
そーゆー『怪しい』系統のことを言う人たちに
コロッと騙 (だま) されてしまうナイーブさ」
を指摘していました。
   ※ちなみに、インタビュー記事を読むうちに
    次第にわかってくるのが、このインタビュー記者のスゴ腕!!
    Decca Aitkenheadさんという女性ですが
    彼女のこともいつか記事にしたいです。
    キレッキレの洞察力・人を見る目・鋭い質問
    実は40代にしてかなり波乱万丈の人生を送ってきたみたい
    ツラい経験が洞察力に磨きをかけたのかも・・
    「艱難 (かんなん)、汝(なんじ) を玉にす」 
       ←バタコの中学時代校長のお気に入り
        意味:苦労が人を磨き上げる

ネットだけで情報を取るのはやや危険かも
・・と、言いつつ、
いまって「誰でも、何の話でも本になる?」
時代な気もしてて

「本という体裁に収まってるから内容OK」
っていう単純なハナシじゃないとは思いますが

(だから、やっぱり、大学に入りなおして
「推薦図書」「教科書」から始めるのは
悪くない選択肢なのかも)

   ※個人的にバタコは
    「自分は大卒だけど
    みんなが大学に行く時代で
    『大卒』の市場価値なんてほぼないし、
    その『教養』が役に立ったと思ったことなんて
    人生で一度たりとも、無いわ
    完全なムダ」
    と思ってきましたが、
    地頭は良く、目標達成する意志力もある
    フリントフ氏みたいな人の
    「情報弱者」
    的な一面を見ると
    たしかに、大学に行かないことの危うさ?
    (行ける頭脳があるのに)
    についても考えてしまいますね・・

というわけで、イギリス人のフリントフ氏に
おススメできるオンラインサロンは知りませんが
個人的には、今後も目が離せないな~と思ってます
フリントフ氏には、
奥さんと3人のお子さんの為にも
残りの人生 (場合によってはあと50年くらい?)
「賭けられる」なにかを
見つけてほしいな~
と (余計なお世話ですが、勝手に) 思います。


アナタは、残りの人生を賭けたい!何かがありますか?

ではまた明日!


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リンク集:

フリントフ氏のインタビュー記事 (英文) (有料購読)

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