5-10分で読める青空文庫/アポリネール ギヨーム著『青い眼』
こんにちは、神崎翼です。
皆様ご存知、誰でも自由に読むことができるインターネット電子図書館『青空文庫』で、短い時間で読めるお話を中心に読書記録を付けています。
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今日の読書記録はアポリネール ギヨーム著『青い眼』です。
(読書日 2020/11/12)
分量:約8分
翻訳は堀辰雄。ギヨームって初めて聞くお名前ですが、Wiki曰く「フランスの詩人、小説家、美術・文芸評論家」だそうです。ざっと経歴読んだところ、ピカソとかと同じ年代の方みたいですね。
老婦人が語る、修道院にいた少女時分のころの話。フランス文学になじみがないこともあって、結構わからない部分が多かったです。特にわからなかったのは「コケットリイの魔」と「青い眼」が何を指すのか、でした。
ひとまず「コケットリイの魔」というのは何だろうと検索をかけたところ、下記のような文言が出てきました。
コケットリー(英語: coquetry、フランス語: coquetterie)またはフラーティング(英語: Flirting)は、女性特有のなまめかしさのこと。フランス語のcoq(オンドリ)に由来する語である。(Wikiより引用)
つまり、「コケットリイの魔」というのは少女から大人に変貌する最中の、もどかしさや浮つきのことを指すのではないかと、今のところ考察しています。
「青い眼」については全くわかりませんでした。ただ、これはこじつけですが、フランスの国旗の青は「自由」を象徴しているそうです。修道院という抑圧された場所で、少女たちは自由の幻想を揃ってみたのでしょうか。
以上です。
次の読書記録で会いましょう。
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