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“休養”がわからない

さて、適応障害と認定され無事休職(先に有給消化をしているので正式には休職ではないが)しているわけであるが、やはりまだ“休むこと”に慣れていない。

学生の頃から忙しく生活してきた。朝は5時に起きて、朝練をして授業を受けて放課後も練習。勉強はあまりしてこなかったが、最低限の知識を蓄えた。
社会人になって、前の職場では朝から晩まで休憩なく働いたし、今の職場でも一番長い休暇で4日間だったから、休み方がわからない。
私は、忙しいことには慣れていた。むしろ、忙しいほうが少し調子が良くなるくらいの人間である。テキパキとキビキビと動いて、計画通りに進むことに快感を覚えるのだ。それなのに、今は計画の立てようがないのだ。休職の計画なんてどのようにして立てればいいのかも分からない。

今は、月曜を迎える頃には「仕事、いややなあ〜。。。あ、休職してるんやった」と心の中がザワザワする。

これでは、本末転倒である。
ある意味、これが適応障害という病状そのものなのかもしれない。

休んでいることに罪悪感がある。
もし、また今の職場に復帰する日が来た時、私は疎外されるのだろうか。休む前より厳しい状況なのではないだろうか。ブランクがあると仕事ができない人間になっているのではないだろうか。もしくは、私が戻ることを決意したとしても戻る場所なんてそもそもないのではないか。
そう考えると、休養はできるだけ短い方がいいのではないかとも思えた。


新しいことをしようと思っていた。在宅ワークができる業種のスキルをつけるために学校に行こう、と。
その反面、何も能力のない私が今の会社のそれなりに恵まれた環境を捨てたとしても想像しているよりも茨の道なのではないかという不安も拭いきれなかった。
等身大の私を評価してくれているのに、期待に反した行動を取るのは裏切り行為ではないだろうか。稼げるという確証もないのに。

要領は良いがキャパシティーがない私には、多すぎる悩みだったのかもしれない。処理しきれないままに仕事もスキルもプライベートもあれこれ詰め込みすぎたのだろう。

やはり、しばらくはゆっくりしよう。
「今日勤務していたら〇〇しなくちゃあかん日やったな…」と考えないように。

目標③
「今日勤務していたら…」を考えない

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