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糖質制限

アスリートであれば、食事を考えて摂ることが当たり前になってきました。
グルテンフリーだとか糖質制限だ、ケトン体がどうのこうのだといろんな方法があります。
俺自身4年前に流行りに乗っかって2年間くらい糖質制限をしていた時期がありました。

朝はバターコーヒーゆで卵、お昼にご飯を多少食べるけど夜は食べない。
ご飯を食べないのでカロリーを補うために、たんぱく質を多く摂ることはもちろん、オイルを多く摂ったりナッツを食べたりしてカロリーを補っていました。

結果どうなったかの話をしたいなと思います。

公式戦で足がつる

俺が糖質制限を辞める大きな理由がこれです。
練習試合と公式戦は負荷が全然違います(本当はあまり良くないことなのかもしれないけど)
糖質制限を始めたときは試合には出ていなかったのでわからなかったのですが。チーム移籍して試合に使ってもらえるようになると公式戦のごとに足が攣っていました。久しぶりに公式戦に出て足が攣ることはよく聞くのですが、どんなに試合を重ねても終盤には攣ってました。

筋肉系の怪我をする。筋肉の張りが消えない。

糖質制限中の一発目の公式戦で俺は肉離れもしたし、長く筋肉の違和感が抜けない状態が続きました。これは最近勉強したことなのですが、人は高強度の運動時はエネルギー源として糖質を使っています。なのでもし糖質が足りていないとどうするかというと、筋肉を分解してそのエネルギーを補います。
ということは自分の体を削って体を動かしてることになります。だから筋肉のダメージが抜けない、最悪怪我をしてしまう。そういうサイクルなんじゃないかなと思っています。

カロリー調整(栄養管理)が大変、お金がすごくかかる

お米やパスタなど主食となる食材はお肉などに比べて安価でそれでいてカロリーも取りやすいです。それをお肉、野菜、脂質だけで摂るようにするためにはかなりたくさん食べないと規定のカロリーまでもっていくことができません。

あとこれは直接パフォーマンスに影響したことではないですが、それを考えて食事を摂るのは何よりお金がすごくかかりました。(笑)特に俺のお財布には大打撃でした(笑)

糖質制限を辞めてどうなったか

じゃあ辞めてしっかりと糖質を摂るようにしたらどうなったかというと、足はつらないし、筋肉の状態も治った。
これです。(笑)

早いときは後半の10分くらいから足がつることもあったのにそれが全くなくなりました。筋肉の張りを感じることも減りました。(ただアキレス腱は切れましたが)

知っておいてほしいこと

糖質制限では脂質をエネルギー源として使うことで燃費良くしようという考えです。たださっきも少し書いたのですが人は高強度運動時のエネルギー源は主に糖質を使っています。脂質はあくまでも低強度の運動時のエネルギー源であって、ダッシュやジャンプなどの高強度の運動時にはエネルギー源として使えていないこと。
エネルギー源にはそれぞれ役割があります。なので何かがなければそれを補うためには体(筋肉)を壊してしまうといこと。

最後に

自分が思っている以上にアスリートはカロリーを消費しているし、摂取しているカロリーや栄養バランスが足りていなかったりしています。
理屈で考えればトレーニングを積んでいれば体はでかくなるはずです、それでも体重が減ったり脂肪が増えたりするのは、必要な栄養が足りていないんだと思います(自分にも言い聞かせてます。)

確かに体に合う合わないはあるかもしれないけど、俺はアスリートの人に限らず食事制限をしている人は辞めて、バランスの良い食事をたくさんとって、怪我なく競技や生活をを楽しんでほしいなと思います。


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髙橋 寛太
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