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『つんドル!』を読んで感じたこと


ごきげんよう〜♫かんたーです♫


今日は数年前エッセイで発売され気になっては、購入を悩んでいた作品がコミカライズされたので読んでみました。

その作品は…

『つんドル!』

原作は…
『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』です。


大木亜希子さんという元アイドルの方の話。アイドルに詳しくない私なのですが、そんな私でも書籍のタイトルに惹かれ当時(2~3年くらい前)、非常に興味を抱いたタイトルでありました。

「何故そうなった?」という疑問があったからです。

購入を先延ばしにしていたらコミカライズされ、私は購入を決意。

ストーリーは


承認欲求が満たされない一人の女性。アイドルでありながら陽の目に出ることもなく。ただ小器用なタイプで仕事もそつなくこなす。
周囲の友人関係にも恵まれながらも、ひたすらSNSの世界へ入り浸り、嫉妬して人生の歯車が狂い始め。
姉のすすめで56歳の男性とシェアハウスすることになるのだが、だんだんと人間らしさを取り戻していく。
この男性がそばにいることで。
理解してくれているのだろうか。
それでも程よい距離感で、時にはおせっかいと思うくらい大木さんを守る姿に同じ男性としても魅力を感じてしまいます。
そんな男性にも色んな過去があり。
大木さん自身が助けられた場面は多く描かれているのではあるが、その裏にはきっと男性側も助けられた部分は多少なれどあったと思われます。


一番心に響いたセリフ


大木さんが「何者になっていくんだろう」と絶望の淵に立たされている中で、男性が語った言葉が特に惹きつけられた。

『僕はさ 自分と同じ世代の人たちの話を聞いててもちっとも面白くないんだよ。
 いつも彼らは自分の子供の話ばかりするから。
 「お前の話を聞かせてくれ!」て思っちゃう。
 だから仕事への野心とか夢を持っている人と話す方がずっと楽しいよ』

これさ…この言葉は年代性別問わず言われたら、落ちますよ…。そう私は感じましたし、この言葉がキッカケで動き出す大木さんの気持ちは理解できます。


私の今日の話


この本を読了した数時間後、休日もあってフォローさせて頂いてるnoteの方の記事を拝見することに。

読みやすい文字数ながら、思いの丈をぶつけていた彼女に私は嫉妬していた。


大木さんとの作品との共通点それは、、、
夢…承認欲求…自分とは…etc

1日に2本もの作品に衝撃を受けて、影響を受けない訳が無い。

悔しい!

夢の話や、何者になりたいとか。十分過ぎる才能に溢れているのに!やはり才能のある方は自分のことを「凡才」と呼ぶのだろう。「普通」と捉えているのだろう。

だからこその私の嫉妬であり、その負のエネルギーが私の行動を変えさせてくれる原動力であったりする。

嘘…。

本当は憧れです。でも嫉妬の反対の意味は、憧れなのではないかと。

その言葉文章から抜け出せなくなっている自分がいます。


私、来月で40歳…。独身…。パートナーなし。貯蓄ほぼなし。

詰んでいるのは私の方だ。


でもね…

不幸だとは思っていない。強がりではなく。体験してみたいことは無数にある。新しことにはチャレンジしてみたい。

そして成功が何かはわからない。

でも自分が楽しければ、それが成功なのかも知れない。

夢はないけど、明日が楽しみ。

苦しい時はとにかく読書か、絵を描くか、寝るかの選択肢しかないけれど。


人の思いの丈を読んでいると、やはり心が動く。

会ったことのない人でも、イラストから伝わる人間性も感じる。


悔しいけれど私にはその才能がない。だから何かに、しがみ続けることしかできないのだと感じてしまう。立ち止まったら、ただのおっさんでしかない。


ちなみにその方の記事がこちら。


最初の頃は、なんとなく詩や文章に魅力を感じてフォローさせて頂いていました。

ただいつからか、私がこの方の言葉に思考を張り巡らせ、いつしかファンになり。

そして…今日…推しになりました。


とは言えど、私は絶対的に推すというよりも、刺激を受けて私も文章で対峙したいという勝手なライバル心です。


人生で一度もライバルがいませんでした。野球をやっていても勉強していても。


この年齢になって初めての対抗心かも知れません。応援したい!でも私も負けたくない!私が何者かも証明したい!


いつも突き動かしてくれるのは「吉野ぼたん」さんなのかも知れない。



最後に


そろそろ私のnoteは分岐点に来ている気がします。閲覧数やスキを増やすことばかりに囚われていました。今でも強く思う。私も承認欲求を満たしたいのだと。

あまり高くはない承認欲求ですけどね。

方向転換というか、今まで自身が感じたり、思っていたことを言葉に乗せ過ぎないような、当たり障りのない記事に徹していましたが、少しずつモデルチェンジしていきます!

少し傲慢で、ちょっぴり独りよがりかも知れませんが、皆さん今後ともよろしくお願いいたします。


〜それではまた〜

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