【ホントにその人で大丈夫!?】結婚は選び方が9割!「10年間で1回も後悔しなかった結婚相手の選び方」
なぜ、好きな人と結婚したのに3分の1は離婚してしまうのでしょうか。
※厚生労働省の「人口動態統計月報年計(概数)」によると、2022年の婚姻件数約50.5万組に対し、離婚件数はその3分の1強の17.9万組に上ります。
私は、離婚するかどうかは「結婚相手の選び方」で9割決まると考えます。
なぜなら、他人の性格を変えることは非常に難しいことだからです。
性格は、個人の生まれつきの気質や長年の経験、環境によって形成されるものであり、簡単に変えられるものではありません。
また、結婚はあなたの人生の運命を左右する1番の決断となります。
結婚しても、夫婦の間でけんか、お金や生活の問題でずっと悩んでいると、ストレスがたまり、楽しいことが少なくなります。
そうすると、人生が不幸に感じることもあります。
だからこそ、結婚するときはお金のことや生活のことをしっかり考えて結婚相手の選ぶことが大切です。
次に、10年間で1回も後悔しなかった結婚相手の選び方を紹介します。
❶出会って10年経っても後悔は1回もなかった
私が妻と出会って10年が経ちました。
この10年間で、付き合い結婚し、子どもが2人生まれました。
大変なことはたくさんあったけど、お互いに初めての結婚相手に選んで良かったと思っています。
次に挙げたことは、妻も同じ意見でした。
・一度もケンカをしなかった
10年の間、妻とケンカした覚えがない。
どちらが意見を言うのを我慢したのでもない。
少し意見が違うことがあっても、言い合いやののしり合い、手を出すなど行為はお互いになかった。
・一緒に生活していてストレスがほぼない
夫婦間での結婚生活に大きなストレスを持ったことはなく、自然体でいられる。
衣食住どれにおいても満足している。
子どもが生まれると、とても大きな子育てストレスがかかってくるので、夫婦間ストレスが小さくて良かったと思う。
・一度でも離婚を考えたことがない
夫婦間でのストレスを感じることが少ないので、離婚は一度でも考えたことがない。
子どもがいる場合、ケンカや離婚が子どもにとってマイナスの影響を受けることは避けられない。
夫婦仲が良いことに越したことはない。
※元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマン教授の調査で、親のケンカや別居によって、子どものうつ度が上がり、学校の問題が増え、成績が下がる傾向になることが示されました。
10年後の未来から逆算すると、次に挙げる「結婚相手の選び方」は非常に重要となりました。
❷後悔しない結婚相手の7つの選び方
次に、妻との10年間を振り返り、結婚相手を選ぶときに大切だと思うポイントを7項目(①〜⑦)紹介します。
また、裏付けとなる根拠を私なりに調べてみました。
最後に妻が思うポイントも聞きました。
①性格の不一致がないか
夫婦で物の考え方や家族観、食事などの価値観が似ている。
性格は、夫婦とも穏やかな方である。
大きくとらえて「活発なら活発」、「穏やかなら穏やか」の方が合うと思う。
休みの日の過ごし方や行き先で揉めることがほぼない。
2人ともおしゃべりじゃなくても、それが心地よい。
「男」と「女」、それだけで考え方や行動が違うので、意見がずれてくる。
だからこそ、性格が似ている方がストレスが小さい。
※2020年度に裁判所が公表した司法統計データによると、男女ともに、「性格が合わない」が離婚を希望する原因の1位となりました。性格の不一致とは、生まれ持った気質や育ってきた環境の違い等から生じる、物の考え方や価値観の違い全般のこと指します。
日本では、ほとんどの夫婦が「性格の不一致」が原因で離婚しているのです。
②お金の管理ができるか
お金に関しては、夫婦とも節約思考である。
貯蓄や浪費に対する考え方が似ている。
結婚を決めたとき、妻は婚約指輪はいらないと言ってくれて、その分を結婚式や新婚旅行代にあてた。
結婚するときは貯金はあった方が良いが、なくても大丈夫だと思う。
恥ずかしながら、私は結婚するときにいろいろあって貯金があまりなかった。
妻やお互いの両親の援助があり、結婚式ができた。
そして結婚後は、共働きでお金を稼いだ。
夫婦一緒に暮らして、協力してお金を貯めた。
貯金がなくても、お金の管理ができていれば、チャンスを逃さず結婚した方が良い。
今は、夫婦でお互いの銀行通帳を把握している。
簡単な家計簿をつけて、月ごとの収支をわかるようにし、無駄使いしないようにしている。
結婚後は、住宅購入や子育て費用などお金はたくさんかかるので、夫婦で協力してお金を貯めていくことが必要となる。
※ソニー銀行が、2023年に「パートナーとのお金事情に関する調査」を実施したところ、夫婦生活においてストレスを感じること第1位は、家事や育児を抑えて「お金・家計(57.2%)」という結果になりました。半数以上の方がお金・家計にストレスを感じていることがわかりました。さらに、お金・家計のストレスがない方のうち約9割が、夫婦仲が良好であると回答し、お金・家計管理の成功と夫婦円満は密接に関係していることがうかがえる結果となりました。
※日本生活協同組合連合会の「夫婦の“たすけあい”に関する調査」(2017年)によると、これから(またはこれからも)、夫婦でうまく助け合いたいと思うことの上位は、家計の収入、貯蓄・資産形成、節約と、お金に関することが多く占めており、夫婦で助け合いたい重要なポイントとなりました。
③家事ができるか
私が独身のころは、実家の掃除などを手伝っていた。
妻が独身のころは、料理教室に通っていた。
祖父祖母と同居するならよいが、2人で結婚生活を始めるなら男性も家事を手伝うことが求められる。
私は、部屋の掃除機かけ、トイレ掃除、風呂掃除など掃除全般を週末の休日にすることを同居してから続けている。
家事を2人で協力すると、妻の家事ストレスが溜まりにくい。
※教育メディア『おうち教材の森』が、2023年にインターネットで実施した「夫の許せないところ」の調査によると、最も多かった1位の回答は「家事をしないこと」でした。2位は「話を聞かない」、3位は「お金遣いが荒いまたはケチ」という回答がランクインしました。
※一条工務店が2022年に共働きをしている既婚男女を対象に、「共働き夫婦の家事シェアに関する意識調査」を実施したところ、女性が男性にもっとやって欲しいと思っている家事の1位が「部屋の片づけ」(37.7%)、2位は「トイレ掃除」(34.2%)、3位は「部屋の掃除」(33.4%)でした。
④子育てに関心があるか
将来的に子どもが欲しいという場合は、相手が子育てに関心がある方が良い。
私たち夫婦は、どちらとも子育てに関心があった。
私は、子どもが生まれる前から育児の本を読んだりして勉強した。
しかし、初めての子育ては想像以上に大変だった。
母親1人でのワンオペ育児には無理がある。
周りの支えが必要となった。
※総務省の2021年社会生活基本調査で、6歳未満の子どもがいる夫婦のうち夫が家事や育児に費やす時間は、1日当たり1時間54分でした。妻は7時間28分で、夫は妻の約4分の1にとどまっています。
⑤共感力があるか
結婚相手に共感力があると良い。
困っているときに話しを聞いてくれる。
それだけで気持ちが楽になる。
10年の間に仕事のこと、子どものこと、健康のことなど、大変なことはいろいろあったがお互いに相談できた。
また、子育ての時には、子どもの話しを聞いて寄り添うことが大切となる。
※心理学の名誉教授である米国のジョン・ゴットマン博士らが行った研究では、「離婚が予測される最もネガティブな4つの行動は、相手の人格に対する批判、優位な立場から相手を軽蔑すること、防衛的な態度をとること、拒否的態度ないし対話から感情的に引きこもることである」ことを発見しました。他方、安定的なカップルは、穏やかに、ポジティブなやり方で、お互いを支援しながら、争いを処理するといっています。
⑥自分と相手の兄弟構成による相性はどうか
妻には弟がいて、長女である。
私には姉がいて、末っ子である。
つまり、夫婦で姉、弟の関係性となる。
生まれたときからの兄弟構成が性格に少なからず影響する。
長男長女には、次男次女や末っ子の方が合うと思う。
相性が良ければ相手の足りない部分を補えるし、ストレスが少ない。
※ウェブスターマーケティング株式会社が2022年に実施した「兄弟構成による恋人との相性」に関するアンケート調査よると、相性が良いと思う兄弟構成は、1位「長男長女✕末っ子」39%、2位「長男✕長女」22.6%、3位「長男長女✕中間子」10.4%で、「長男長女」との組み合わせが8割という結果になりました。
⑦100%の相手を求めていないか
ドラマに出てくる俳優みたいな人と結婚できたらと思うかもしれない。
でも、容姿が良くて、性格も良くて、お金持ちで、、、など欲を出せばきりがないが、人間である以上、100%の人はいない。
もし、100%理想の人がいても加齢に伴い、カラダの機能が衰えていく。
誰だって1つや2つ欠点があるので、80〜90%の理想相手で良い。
夫婦で欠点を補い合って100%となる。
※ハーバード大学の心理学者ダン・ギルバートなどが行った研究では、人々が理想的なパートナーと現実のパートナーとのギャップを認識することが示されています。このギャップが大きいほど、夫婦の不満や離婚のリスクが高まるとされています。一方で、完璧なパートナーを求めるのではなく、現実のパートナーとの適応を考えることが重要であると示唆されています。
[妻が私を結婚相手に選んだポイント]
◎出会ったとき親しみやすく、話しやすかった
◎共通点があり、親近感が湧いた
◎一緒にいて自然体で居られた
◎お金と容姿はあまり関係なかった、むしろ自分を着飾らなくて良かった
最後になりましたが、こんな私を選んでくれた妻に、心より感謝します。
❸後悔しない結婚相手との5つの過ごし方
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