『君の名は』のエロい奥寺センパイがめっちゃエロくて劣情

「死んでも見るかボケ」と思っていた『君の名は』観ました。

鑑賞前は「君の名はとか童貞か処女が喜んでるだけだろ」とか思ってんですよ。いや、むしろ

「君の名はwwwとかwww童貞wwwとか処女wwwが喜んでるだけだろwwwww」

って死ぬほど草生やしてた。

でも鑑賞後、

「ああああ…良かったなぁ…良かったなぁ…瀧ぃ……三葉ぁ……良かったなぁ…ああ…ああ…明日も…晴れるかな…」

ってなりました。マジですいませんでした。すばらしいよ。俺もまだこういう純粋な映画を楽しめる心があったんだ、と嬉しくなるような、俺の心の中のひまわり畑で少女が微笑んでいるようなそんな感覚になった。

レビューをちらっと覗いてみると「早く直接会えよ」「電話しろよ」「いや、日付確認しろよ」とか、、、、

全員バーカ!!!!!!!


減点方式で映画観るのいい加減やめろ。なんだお前の人生。映画見るのやめろもう。細けぇこたぁいいんだよ、入れ替わりの理由とか、どうでも。


それはそうと、登場人物の一人にドエロイ女・奥寺センパイが出てくるんですけど、これが言葉選ばずに言うと「劣情煽りまくり」でヤバかった。

主人公・瀧君のバイト先の年上のセンパイで、ちょっと気の強い色気のある、市役所で働いてる彼氏とかいそうな雰囲気の。「先輩」じゃなく「センパイ」ってタイプの。「君」じゃなく「キミ」って、「君」じゃなく「クン」って言うタイプ。

完全に「童貞を殺す女」だった。

入れ替わりの初日、瀧(三葉)がバイト先でトラブったところを先輩が助けるシーンがあって、その後なんやかんやあって瀧がセンパイのスカートを裁縫するんですけど、普通に縫えばいいのに調子乗ってアップリケとかつけちゃう。

めちゃめちゃ気持ち悪いじゃないですか、それに対してセンパイなに言うのかなって思ったら

「瀧クンすっごぉい…前よりもカワイイ…」

ゲェー!劣情!!

「ホントはさ、今日ちょっと心配だったのよ…瀧クン弱いくせにケンカっ早いから…今日のキミのほうがいいよ…女子力高いんだね…瀧クンって…」

劣情!!


「女子力高いんだね」っつって髪かきあげて、

劣情!!


で、入れ替わりのお陰もあってか、瀧君とセンパイの距離はグングンと縮まって、ある日、二人きりでデートすることになるんですけど、アホかってくらいドエロイカッコでやってくるんですよ。こちとら童貞の男子高校生なのに。

ミニスカートに肩出してデカめのハット被ってるんですよ。萬田久子かJUJUかってカッコなんですよ、高校生相手に本気出しすぎだろうが。



劣情!!


後ろからふいに近づいて、

「た〜きクン」


劣情!!


でも、中身が三葉だったからうまくいってた部分はやっぱりあって、上手く会話も続かない瀧。そうしてると、センパイは瀧に上島竜兵と出川哲朗かってくらいの距離まで近づいて、

「瀧クンってさ…今日…なんだか別人みたいね…」

こっ……この全てを見透かされてる感じッッッ!劣情劣情!!


そして歩道橋での別れ際、

「あのっ、センパイ、ハラ減りませんか?晩メシとか…」

「フフッ…今日は解散にしよっか…」

「えっ…は、はい」

「…瀧クンって、違ってたらごめんね…。キミはむかし…私のことがちょっと好きだったでしょ?」

「えっ」

劣情!劣情!

「そして今は別の好きな娘がいるでしょ?」

「えっええええっ、いませんよ…」

「ほんと?」

「いないっす、全然違います…」

「ほんとかなぁ?(顔を上島竜兵と出川哲朗の距離まで近づける)」

劣情!劣情!劣情ッ!

「ま、いいや。今日はありがと。またバイトでね」


ああああああああああああ劣情!劣情ッ!

ここで瀧は自分の本当の気持ちに初めて気づくわけだが、このサッと身を引くこのイイ女感がもうお前。れつじょう。


このあと、瀧は三葉と直接会おうと東京から岐阜まで行くんですけど、その旅にノリで着いてくる先輩。もういいよ、三葉とか、会わなくて。

「手がかりは街の風景だけ、その子と連絡も取れない、なんなのよそれ?…もぉいいわ、一緒に探してあげるわよ…」

せっ、センパイいいいいいいいい!!




そしてすぐ旅先ではしゃぐギャップ!ゲボボボボ。


ラーメン食うとき、レンゲの中でちっちゃいラーメン作るタイプの女ーーーー!!!劣情ッ!!



感傷に浸るとやめてたタバコ吸うタイプの女ーーーー!!!劣情ッ!!


「好きだったんだ…わたし…ここ最近の瀧クン…。前から良い子だと思ってたけど最近は特に…。なんか必死で…可愛くって…瀧クンの言ってることはやっぱりおかしいと思うけど、でもきっと瀧クンは誰かに出会って、その子が瀧クンを変えたのよ…それだけは確かなんじゃないかな…」


こっ……この全てを見透かしてる感じッッッ!劣情劣情ッ!!



あー!安定の「黒」ッッッ!!!劣ッッッ!!!!

それでなんやかんやあって数年後、瀧と先輩は会うわけだが。夜まで過ごしたあと二人はあの歩道橋でふたたび別れる。

「今日はありがと。ここまででいいよ、キミもいつかちゃんと幸せになりなさい…」


キラリと左薬指に光る指輪。


れっ、れつじょ…………せんぱああああああい……幸せにな………


ーエンドロールー


奥寺ミキ 長澤まさみ



合掌

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