ほんの少しの勇気があれば [詩]
いつからだろう
ため息の数を数えて過ごす日々
周りの景色も
いつの頃からか モノクロで
同じ場面の繰り返し
このまま僕は
時の流れに沈んでいくのか
それでもいいか、そんな思いと
悔しい、嫌だという気持ち
鏡の自分に問いただす
ほんの少しの勇気の欠片
それさえあれば 目の前の
世界が色を取り戻す
そんな瞬間がまた 来るのだろうか
灰色の空
鬱々とした長い雨
僕の心も
いつの頃からか びしょ濡れで
傘をさすのも忘れてた
今でも僕は
紺碧き空を覚えているか
風に乗って飛ぶ鳥たちの
自由な翼を忘れていないか
この手を見つめて問いただす
ほんの少しだけ 差し込む光
それさえあれば あの空も
地の果てまでも 澄み渡る
そんな日がまた始まるのだろうか
試してみなけりゃ分からない
踏み出さなければ変わらない
僕の時間は有限だ
顔を上げて前を見て
少しおぼつかない足取りで
小さな勇気を携えて
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