すでにいくつかの記事を投稿していて今さら感はあるのですが、ここで軽く自己紹介をしておこうと思います。 noteでは「小鈴花」を名乗っております。 趣味はいろいろありましたが、最近ではもっぱらアニメ鑑賞に励んでおりますので、その手の記事が中心になると思います。 あとは最近になって小説や詩にチャレンジしているのですが、小説は少し書いては止まり、また別の話を書き始めるというのを繰り返しており、今のところ遅々として進んでおりません。果たして一篇でも書き上げることができるのでしょう
高層の ビルの窓から 見下ろす街を 夕日が赤く 染めていく 現実味のない 光景を ただぼんやりと 眺めてた 光の数だけ 影もある 夢には挫折がつきものだ 理想が高くて わがままで 悪あがきをする 僕だけど ここから歩き始めよう 進むと決めた この道を たとえ今は 一人でも どこかで誰かが この僕を 待っててくれる 気がしてる 交差点 ベクトル違いの人々が 思い思いに すれ違う 自分の世界を守るため 境界線を引きながら 逃げたい思いを 抱えつつ 無難な笑顔で
西の空 水面をキラキラ輝かせ 橙色の太陽が 水平線へと降りてくる 砂浜に 描いた僕の 夢たちも 次々波に消されてく それでも僕は 何度でも 描かないではいられない 何かを無くして 傷ついて 初めて得られるものもある 目の前にある この道は いったいどんな道だろう こうして歩いていくことに 果たして意味があるのかな? 答えは今も 風の中 朧げな 雲の合い間に浮かぶ月 彼方の光を受け取って 微かな姿を留めてる じわじわと 染み込んでくる黒雲に 僕の心は乱され
信じることに 疲れ果て 心を閉ざして うつむいて 足元ばかりを気にしてた 夜の帷が降りてきて 一足先すら あやふやで 途方に暮れて 立ち止まる だけど 答えを求めて 見上げた空で 広がる数多の星たちが 僕を見ていてくれたから 梅雨の間の晴れの夜に 一人じゃないと 気がついた 喧騒の中 遠くから 微かに聞こえるメロディが 僕にとっての羅針盤 ノイズだらけの世界にも 僕に寄り添う声はある 背中を押されることもある だから あの時一歩を踏み出して 夢という名の その場
深くて暗いこの森で 一人彷徨うこの僕は 堂々巡りを繰り返し なかなか先へ進めない 自分の居場所が知りたくて ただ闇雲に動いても どちらが光の指す方か 方角すらもつかめない まずは一旦立ち止まり 心の地図を描いてみよう それが拙いものだって 少しは光が見えるかも 確かなことなどないけれど 信じてみてもいいかもな 僕が嫌いなこの僕を いつも素顔を隠してる 空虚な笑みを浮かべつつ 傷つくことを怖がって 平気な自分を演じてる 他人と比べることなんて 意味ないことだと
頭の中がざわついて 夜半を過ぎても眠れない 得体の知れない焦燥と 悲観が僕を支配する 雑音ばかりの日々だから 些細なことに心も揺れる 答えを探しているけれど スマホの中には無さそうだ 君と比べてみたとして 何か意味でもあるのかな? 僕の持ってる価値観は 君のそれとは違うはず 今は自分を信じよう 僕のリアルはここにあるから 見飽きた街の帰り道 佇むいつもの交差点 自分の向かうべき道が 未だ分からない夕間暮れ 常識なんてただそこに 賛成多数があるだけだ 自分で
抑圧されたこの街で 人の流れに阻まれて 先へといけない 今の僕 挫折の味を噛み締めながら どうしようもなく座り込む 一体いつまで続くのか ジトジトとしたこの雨は 自分だけが世界から こぼれ落ちているような そんな気にさえなるけれど それでもきっと雨は上がる それが必然 自然の摂理 だからそれまでこの場所で 踏みとどまっていなければ 自分勝手なこの街で 周りの声に惑わされ がんじがらめの 今の僕 あたりは闇夜に包まれて 右も左も分からない 本当に朝日が昇る
いつからだろう ため息の数を数えて過ごす日々 周りの景色も いつの頃からか モノクロで 同じ場面の繰り返し このまま僕は 時の流れに沈んでいくのか それでもいいか、そんな思いと 悔しい、嫌だという気持ち 鏡の自分に問いただす ほんの少しの勇気の欠片 それさえあれば 目の前の 世界が色を取り戻す そんな瞬間がまた 来るのだろうか 灰色の空 鬱々とした長い雨 僕の心も いつの頃からか びしょ濡れで 傘をさすのも忘れてた 今でも僕は 紺碧き空を覚えているか 風に乗
空が大きく流れ出し 風向きさえも変えていく これから進む道行の 視界も徐々に晴れていく 行けると思ったあの場所は まだまだ遠くに見えるけど 踏み出す自分のひと足を 今は信じて前へ行こう どうせどの道 選ぼうと 躓くことはきっとある でも それでいい そう それがいい とにかく今は ただ進め 歩き続けたその先に 見える景色は格別だ それは僕の夢じゃない そんな言い訳繰り返し 見て見ぬふりをしてきたが こうして再び歩き出す 届くと思ったあの夢は まだ片鱗さえも
僕はこの世で一人だけ でも 独りで生きてるわけじゃない こんな僕でも認めてくれる 誰かがどこかにいるはずだ 汗も涙もため息も 嘘も嘆きも諦めも 人の数だけそこにある 街中すれ違う彼らにも 皆それぞれに道があり 何かを背負って生きている 誰もがこの世で一人だけ でも 独りで生きてるわけじゃない いつかは僕も誰かのそばに 寄り添うことができたなら… 僕は一人で詩を書く でも 誰かが読んでくれるなら 独りの言葉で終わらない 風に吹かれて宙をゆく 時も 季節も あ
心の奥に留めてる 一人一人が持った夢 時に見事に咲き誇り 時にあえなく散っていく いつもリアルは冷然と 僕らの前にそびえてる 声を枯らして叫んでも 人並みに飲まれ消えていく そんな日々に甘んじる それも一つの道だろう けれどあえて立ち向かい 茨の道の道を選ぶのも それは僕の自由だろう どんなに無様に足掻こうが 確かに僕はそこにいる 光を受けた傍らに 必ずできる黒い影 表と裏に挟まれて 立ち尽くしてる今の僕 弱い自分を知ることで こうして前を向けたから あの日
暗い夜の中にいた 諦めていたわけじゃない けれど 希望を見失い 星なき空を見上げてた 明けない夜は無いなんて 言い古されたフレーズを 呪文のように繰り返す 誰かの言葉に惑わされ 迷子になってしまうなら 何度躓いたとしても 自ら選んだ道を行こう 他人と同じでなくたって 怯まず自分の色を持て 大きな奇跡でなくていい 小さな奇跡を積み上げろ 完璧なんて求めるな 「自分」がそこにあればいい 辛く苦しい夢を見た 独りの自分がそこにいた うまくいかない毎日を ただ漫然と
今日も僕はいつもの如く 狭くて暗いこの部屋で ぼんやり外を眺めてる 窓の外に見えてる世界は 広くてとても明るくて 今の僕には遠すぎる それでも僕はいつの日か あの空の下へ出てみせる この手が届く範囲など ほんの僅かであるけれど 誰かに届くその時が 来ると信じてここを出よう 人はそれぞれ限られた 時間の中で夢を見る 行くも行かぬも同じなら 踏み出す自分に賭けてみよう 明日という日が来る限り 見える景色は変わるはず ※自作詞のYoutubeも始めました。↓よろしけ
僕はできる そう言い聞かす 僕はできる 僕はできる それはまるで呪いの言葉 できない僕は僕じゃない まるで そう言っているようだから 無用に自分を追い詰める 周りにばかり 気を取られ 本当の自分を見失う 僕はどこへ向かうのか 僕は何がしたいのか 自分はできる やればできる そんな呪縛に苦しんで 立ち止まるのはもうやめよう 夢も正義も幸せも 人の数だけあるのだから 押し付けられた価値観で 自分を測ることはない 子供の頃に憧れた 立派な大人になれずとも ある
僕は器用に振る舞えず しくじることも多いけど この世界の片隅で 前を向こうと 足掻いてる 夜空に浮かぶ星のように 僕らはみんな違うから 違いを誇りに変えていく そんな日がきっとくるから さあ 少しずつでも進もうか 時は有限 心は無限 愚痴も弱音も吐けばいい 前さえ向いているならば 僕は時には正直で 時には大きな嘘をつく 夢も希望も語りはしない 心にそっと隠してる 僕は弱くて小さいけれど もがき続けている限り やがて誰かが認めてくれる そんな日がきっとく
先日、stand.fmのちょこっと♪ことちゃんねる(ことせ様のチャンネル)の 新年朗読会にて、私の詩「僕のささやかな再出発(リスタート)」を ましょこさ様が朗読してくださいました。 今まで何篇か詩の投稿をしてきましたが、コメントをいただいたことなどはなかったので、ましょこさ様からお話をいただいた時には驚きました。とはいえ大変ありがたいお話でしたので「是非に!」とお願い致しました。 朗読会ではましょこさ様、くろろこ様、Seiji.Resonance様のお三方がそれぞれ3篇ず