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寒さに負けない体づくり 冬のおすすめ食材5選


こんにちは。

はなこです❄️

寒さが本格的になってきましたね。

暦の上では冬と春の変わり目である
「土用」に入ります。
(1/17〜2/2)


土用があけると立春!

とはいえ寒さはまだまだこれから。

体調を崩しやすい季節です。

まいにちの暮らしの中で
寒さに負けない体づくりができるよう
食べ物でも補っていきましょう。



中医学でみる冬の特徴


オススメ食材の紹介の前に
サクッと「冬」の特徴についてお話しします。

なんで寒いと体調に良くないのか?が
分かると気をつけたいポイントが見えてきます。


冬は中医学において
「腎」の季節とされています。

「腎」はわたしたちの体の生命力を司る
大切な部分です。

腎は寒さに弱く、弱りやすいという特徴があります。

そのため、特に冬は
「補腎(腎を補う)」や「温陽(体を温める)」
を意識したケアが重要です。


ということで、
オススメ食材のご紹介です。



1. ネギ


中医学では、
ネギは「辛温解表(しんおんげひょう)」の作用を持つとされます。
これは寒気を追い払い、体を温める働きがあるという意味です。
冷えによる風邪の初期症状を改善する効果があります。
のぼせやすい人は食べ過ぎ注意です。

中医学的ポイント
・五味:辛
・効果: 気を巡らせ、寒気を散らす。

おすすめレシピ:ネギと生姜のスープ
・材料:長ネギ、生姜、鶏ガラスープ、塩。

ネギと生姜の組み合わせで「温陽」の効果をさらに高められます。ゾクゾクしたり、冷えが強いときや外に長時間いたときにおすすめです。

ニラやニンニクにも同じようなはたらきがあります。
お好みに合わせて選んでみてください。

2. 黒い食材



黒色の食べ物は、
腎に作用すると言われています。

例えば、

・黒豆
・黒胡麻
・黒キクラゲ
・黒米

があります。

スーパーなどで買いやすいのはこの辺りかなぁと思います。

私のおすすめは、
黒豆茶です。

ティーバックなら気軽に飲めるので、
毎日のように飲んでます。

炒り黒豆が手に入る時は、
黒豆茶にしたあとの黒豆をおやつとして食べています。
ホクホクと柔らかくて甘くて美味しいです😊


3. キノコ類


中医学では「益気(えっき)」の作用を持つとされます。

益気とは、
「気(エネルギー)」を補って体の機能を高めることをいいます。

キノコを食べると元気が補充されるよっ!って感じです。

エネルギーが補充されるので、
免疫力を高める働きがあります。

特に「脾(消化器系)」を強化し、
体全体のエネルギーを補うため、寒さで弱りがちな体をサポートしてくれます。

中医学的ポイント
・五味: 甘
・効果: 脾を補い、気を充実させる。

おすすめレシピキノコの味噌汁

キノコと味噌の組み合わせで、腸内環境を整えると同時に、脾を強化します。

4. えび

えびには、「補腎陽」の作用があります。

腎を補い(助ける)、
陽気を補う(温める)という働きがあります。

血行を良くして、スタミナをつけてくれます。

殻ごと食べるとカルシウムがとれるだけでなく、
殻に含まれる「キチン」という成分が老化防止に良いとされています。

丸ごと食べられる「干しエビ」がおすすめです。

中医学的ポイント
・五味:甘、鹹
・効果:陽を補い、腎を養う

おすすめレシピ:キャベツとキノコのスープ
材料:干しエビ、きのこ、キャベツ、生姜

中華風のスープで暖まります。


5. 赤身肉


赤身肉は中医学では「補血(ほけつ)」と「温陽(おんよう)」の効果があるとされています。

特に冬に不足しがちな「血」と「陽気」を補うため、
寒さに対する耐性を高めてくれます。

中医学的ポイント
・五味:甘
•効果: 気血を補い、体力と活力を増進。

おすすめレシピ:牛肉と根菜の煮込み

赤身肉と根菜は「温補(体を温めて補う)」効果の高い組み合わせで、冬の養生に最適です。

牛肉のほかに、羊肉や鹿肉は温める力がさらに強いです。食べる機会があればぜひ食べてみてください。


まとめ


中医学的には、冬は「腎」を守り、体を温めることが健康の鍵です。


ご紹介した食材を活用することで、
寒さに負けない強い体を目指すことができます。

これらの食材を使った料理は簡単に取り入れられるものばかりです。
日々の食卓にぜひ活用してみてください。


私のおすすめは「鍋」です。
鍋料理は冬の救世主です。

どの食材も温かくして食べるのがポイントです。



あなたにとってちょうど良い塩梅で、
寒い冬を快適に、そして健康的に過ごせますように❄️

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