【春の過ごし方】春は風に気をつけよう
今日は春の養生のお話です。
特に冬から春に切り替わってきはじめた今の頃に気をつけると良いことについてです。
風の季節
日中の気温が高くなってきました。
だんだんと春が近づいてきているのを実感してきます。
春は、「風の季節」です。
春一番に代表される風が特徴的な季節です。
私たちの体は、その風の影響を受けます。
風は性質上、さまざまなものを運んで来ます。
その中には、「邪気」と呼ばれる身体にとって悪影響を及ぼすものも含まれます。
例えば、「冷え」とくっついて身体に入り込みます。
すると、寒気がおきます。
そのまま放置すると、風邪をひいてしまうことがあります。
風から身を守るには
その「風」対策として、
春の服装には、首をおおうと良いとされています。
たとえば、ストールです。
背筋がゾクゾクする…
「風邪かな?」
という時はありませんか。
実際に、首の後ろ〜肩甲骨付近には「風門(ふうもん)」というツボがあります。
漢方の世界では、
この「風門」から「邪気」が入るから「風邪(かぜ)」
とも言われています。
風邪はここからひいているとも考えられています。
寒気がした時にできることはこちらにもまとめてあります。
今日からできること
日頃から首周りを冷やさないようにしたり、
ストレッチなどでほぐしてあげることで
風門に風邪を寄せ付けない
ことができます。
ただし、カイロなどで過剰にあたためると
のぼせの原因にもなります。
ほどほどにを忘れずに。