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暦と暮らし【春のお彼岸】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


【春のお彼岸】

2023/3/18〜3/24

お彼岸は、陰陽を大切にする中医学にとって重要な時期です。
今回は、お彼岸とは何か、どんなことをして過ごすと良いかのお話です。

さて皆さん突然ですが、お彼岸って何する日かご存知でしたか?

「おはぎを食べる日」「祝日がある日」

私、そのくらいしか知りませんでした。

そもそもお彼岸とは…

彼岸(ひがん)とは、日本の雑節の一つで、春分・秋分を中日(ちゅうにち)とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である
Wikipediaより引用

今年の春分の日は3/21(火)で祝日です。
「太陽が春分点を通過する日」を春分の日としています。
そのため、毎年変わります。
天文学に基づいて年ごとに国家の祝日を決めるのは世界的に珍しいようです。

ちなみに、季節の食べ物として、春は牡丹餅(ぼたもち)、秋はお萩(おはぎ)を食べます。


では、何をする日?というと…

「先祖供養の日」です。

理由としては、あの世(彼岸)とこの世(此岸)の力関係のつり合いがとれるので、あの世の人(先祖)とご縁が深まるとされます。

各地で仏事が行われます。
お盆のように墓参りしたり、仏壇に手を合わせたりします。

墓も仏壇も無い、遠い…という時は、ご先祖様の好きな食べ物を用意したり、思い出話をしたりするのも良いそうです。
心の中でそっと手を合わせるだけでも供養になります。




私は中医学をもとに元気に過ごすのをテーマにしています。



ここで、養生と結びつけます。

彼岸は先祖供養をする日です。
私たちの身体は先祖から見たら子孫です。
ご先祖様からの贈り物である自分の身体を大切にするのもまた先祖供養になります。

昔から子孫繁栄を願ったということは、子孫が元気に過ごしてたら、ご先祖さまも喜ぶはずです。

また、春分の日は昼と夜の長さが同じになるので、陰陽バランスが整う日です。
詳しくは、【春分の日】でお伝えしますが、身体を整えるのにちょうど良い時期だと言えます。

ということで、彼岸とは陰陽が中立になる時。
それにあわせて、先祖供養と自分の身体のメンテナンスをしてあげると良いでしょう。



今回のお話はこの辺で。

春分の日とはあまり縁のなかった方もいらっしゃるかもしれません。
私も、何のために祝日にしたのかよく知りませんでした。
ちなみに私は、おはぎはきなこが好きです。
皆さんはどうですか☺️

季節と寄り添ってきた日本人にとっては、大切な日だったんですね🌸

今回もここまで読んで頂きありがとうございます😊

次回、【春分】は3/21頃に投稿予定です。

またお会いできるのを楽しみにしてます🙌✨

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