暦と暮らし【立春】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


お久しぶりです。今までの投稿からまた少し変化します。
暦を通して日々の暮らしをちょっとずつ整えていく方法を考えていこうと思います。

二十四節気に合わせて月に2回ほど投稿予定です。


【立春】

2/4〜2/18頃

立春って何?


二十四節気の一番目。春の始まりの日。
春の気配が感じられるようになる頃。
冬至と春分の中間。梅が咲きはじめる。
気温はまだ低い。「光の春」という言葉もあり、日照時間が長くなる。12月と2月を比べると、2時間も長くなっている。

この時期は「三寒四温」と言われ、寒い日と暖かい日が混ざっています。
寒い冬に少しずつ春の陽気が加わっていきます。
水にインクを落とした時に少しずつ色が混ざっていく感じです。

じんわりすこーしずつ冬から春に切り替わっているんですね。

立春の頃に起こりやすい不調とは?

寒気と暖気が混ざり合う頃、「風」が起こりやすくなります。「風」は外部から体内に色々なものを連れてきてしまいます。

風邪をひきやすいのも冬より春だったりします。私も春先に風邪をこじらせたのが原因で漢方のお世話になってます。
「風」ってふわふわしてるので、めまいが起きやすくなります。
あと、「風」に乗ってやってくるのは「花粉」です。花粉症の症状が出始めてる方もいるのではないでしょうか?

あと、春ってなんか霞んでてモヤモヤしてて、頭痛も起こりやすいです。

春の陽気とともにやる気が出てきます。でもまだ身体が追いついてなくて、無性にイライラしやすくなります。さらに、受験や異動など環境の変化もおきやすいです。

これらの症状を感じたら、「春」のせいかもしれません。


立春の頃の養生は?

では、少しでも快適に過ごすにはどうしたら良いのか?
冬の間、固まりがちだった身体を少しずつほぐして冬眠から覚ましてあげる必要があります。

具体的には、「めぐりを良くする」です。

体を動かすと血流がよくなり、気の巡りも良くなります。ストレス解消に良いです。

いきなり運動はきついので、私はお風呂上がりにストレッチしたり、朝ヨガをしています。
スマホ○○分見たら肩回しとかも気持ち良いです。

あとは、柑橘系の香りを嗅ぐと良いと言われています🍊
柑橘系が苦手なら爽やかでスカッとする香りがおすすめです。
「はっさく」「伊予柑」「金柑」などが旬なのでおすすめです。皮を剥く時にとっても良い香りがします。

嗅覚は五感の中でも本能的と言われており、
「ん〜良い香り!!」と感じるだけでストレス解消に繋がります。


最後に、食材です。
疲れるとついつい甘いものが欲しくなりますが、気の向くままにお菓子を食べるのはもちろん良くないです(自戒)
エネルギー不足には、「じゃがいも」「きのこ」「味噌や塩麹などの和食系の発酵食品」が良いです。
まだまだ寒いので、あったかくて、ホクホクした食事で身も心もほぐしていけると良いなと思います☺️



病気じゃないけど、なんかスッキリしない…
そんな時は日々の暮らしを見直すチャンスです。

起こりやすい不調をあらかじめ知っておくだけでも、対処しやすくなります☺️

できることから、調子を整えてより良い暮らしができますように🍀

ここまで読んで頂きありがとうございました😊

次は、【雨水】2/19頃 投稿予定です。

また次回もお会いできたら嬉しいです。

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