フェーン現象って何
こんにちは!かのです!
今日は乾燥して気温が高くなるフェーン現象についてです。
テレビやニュースなどで聞くフェーン現象は知っておいて損はないので、ぜひフェーン現象のことや仕組みについて詳しくなってください。
フェーン現象とは?
フェーン現象とは、気流が山越えをして降下する風下側のふもとでは、乾燥して気温が高くなる現象のことをいいます。
フェーン現象の語源はヨーロッパ、アルプス北麓のフェーン村では、南よりの風が吹くと気温が上がり、雪が消えるなどで有名となり、今では他の地域でも同様な現象をフェーン現象、あるいはフェーンとよばれるようになりました。
よく聞くフェーン現象の語源はヨーロッパ、アルプスで生まれたものだったのですね。
テレビやニュースで夏から秋にかけてよくみるフェーン現象なので、覚えておいて損はないです。
フェーン現象の仕組み
参考:お天気.com
端的に言うと、フェーン現象は乾燥した空気が上昇する時に気温が下がる割合(乾燥断熱減率)と湿った空気が上昇する時に気温が下がる割合(湿潤断熱減率)の差により起こります。
要は山を空気が登って、雨などを降らして水蒸気を無くし、カラカラになった空気は下に行くごとに暑く湿ったものになるからです。
しかも風が西に吹く偏西風の影響もあり、フェーン現象の起こる地域はだいたい決まっています。
なぜ日本海側はフェーン現象が多いか
全国的に南風が強いときに、北アルプスなどの高い山に南風がぶつかります。
すると、風上側である太平洋側(東海地方など)の気温よりも、
風下側である日本海側(北陸地方など)の気温がずっと高くなります。
風下側だから暖かい空気がたまりやすいんですね。日本海側に住んでいる身からしたらもうフェーン現象は慣れたものです笑
特に最近だと新潟県三条市では日本の観測史上初の40度越えを記録しました。これは台風10号も影響していると言われています。
フェーンとボラ
一般に風が山を越えるとフェーン現象になり、気温が上昇しますが、地中海のアドレア海沿岸では、山にせき止められた寒気があふれ出るボラという現象があり、気温が急に低下します。
また、風が斜面を降りる時に、重力や気流の集中により強風になる事があり、ボラによる強風をおろしと呼ばれます。
日本では神戸で有名な六甲おろしというものがあります。野球ファンの方なら六甲おろしは阪神タイガースの応援歌と思うかもしれませんが、実はボラによる局地風のことでした。
ひとこと
北陸にいたからフェーン現象に興味を持った
今日はフェーン現象
急に40度になるのは信じられない
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