『ルックバック』お話に書く、2つのこと
破り捨てた4コマが京本の部屋に入ってからのパラレルワールドな展開、そこから現在の藤野に届く4コマ、そして藤野はまた描き始める。
漫画を読んだ時は、何だかすごいものを見たと心にダイレクトにぶっ刺さる確かな感触はありながらも、この意味、想いは掴みきれずにいた。
アマプラで公開されたアニメ版を観ていたら、以前観に行った演劇の台詞をふと思い出し、それが補助線となり一気に分かった気がした。
坂元裕二脚本『またここか』だ。異母兄弟が父の死をきっかけに出会うお話。終盤、小説家の兄は、弟か