じぶん以外みんな複業で未経験の業界で起業した話



起業して半年が経ちました。そして最近思うのが時間が経つのがめちゃくちゃ早い(笑)これはなにか記録に残しておかないと忘れてしまう、、



そう思ったので起業するまでのこと、起業後半年くらいのことをまとめて書いてみようと思います。


これから起業しようと考えてるけど起業っていくら必要なの?とか、上手くいってる人の話は聞くけどうまくいってない人の生活ってどんな感じ?とか気になる人が、過去の話ではなく現在がどんな感じなのかをリアルに知ってもらうことができるんでおもしろいんじゃないかなと勝手に考えてます(笑)僕も本とか色々読んだけど、だいたい本になってる人って存在してるだけでストーリーになるような天才だったり、時代背景が違いすぎたり、自分の環境とあまりに違いすぎてほとんど参考にならなかったので(笑)


凡人が、畑違いの未経験業界で、全員フルリモートの複業スタイルで起業したら、


・お金はいくらくらいあればいいの?

・メンバーは集めはどうするの?



みたいな観点で今回は書いてみました。成功、失敗はまだわからないのでさておき、自分の環境と照らし合わせて参考にしてもらえる部分もあるんじゃないかなと考えてます。まあそれでも起業するって成功、失敗の要因多すぎて参考にならないかもですが(笑)


今回は僕の簡単な自己紹介及び起業するまでの準備(お金のこととか、期間とか)どんな感じだったのか、次回は起業してからの半年間についてです。読んでもらえると嬉しいです。


まず簡単に僕の経歴を紹介しておくと、大学を卒業して証券会社で営業を4年間(大阪)、その後本社でトレーディング業務に1年半従事して今回起業しました。事業内容はアプリの開発です。事業内容については後ほど詳しく書きますね。


僕の場合は起業はずっと前から考えてて、就活も起業の準備のために会社を選びました。僕は大学4年間で恥ずかしながら全く勉強してこなかったので起業したいなあと思っても何をすればいいか全くわかりませんでした。大学生ながらに考えたのは証券会社だと色んな会社を知ることができるし、経済のこともわかるようになるし、色んな業種の社長さんに会えるし、営業もできるようになるかもなあと思って入社を決めました。実際大阪での営業は大変だったけど楽しかったですね。そして色んな業種の社長さんとお話をしながら色々とアイデアを考えていました。


ー起業するにはいくらいる?お金の話ー

資本金は自己資金の960万円でスタート。役員報酬は6万円に設定。個人の貯金300万円を切り崩している極貧生活なうです笑


まず資本金が多いのか?少ないのか?これは十分なのか??

結論からいうと資本金は多いほうだと思います。別に裕福な家庭ではないので入社してから頑張って節約して貯めました。


そして十分かどうかでいうと全然足りない(笑)


ただ僕の場合は事業の基盤とか人脈とか知識とか全くなく、すぐにお金を稼げるような状況ではなかったので、もしみなさんが起業して何かつてがあるとか、既存のビジネスモデルである程度自分が動けば収入があることがイメージできているのであれば100万円でも十分だと思います。


主にかかっている費用は

・お給料:5人分の複業費用+自分のお給料=50万円弱

・家賃:2万円(シェアオフィス)

・その他雑費:10〜15万円

こんな感じですかね(笑)ほんとにざっくりで月60〜70万円。

無収入で走り続けるには1年強で資金繰りが厳しくなる計算。しかも来年度からは自分の貯金もなくなるからもっと支出がでかくなる。なにも稼ぐ手段がないままスタートしたので正直かなり焦りました。


そして色々調べてとれる選択肢は4つだと思いました。

1、支出を減らす

2、収入を得る手段を探す

3、借入もしくは出資してもらって運転資金を増やす

4、補助金に申し込む


まず1について。結論からいうと難しいと思います。自分が考えてたより支出はどんどん増えていく。びっくりするくらい増えていってだんだん感覚が麻痺してくる(笑)もちろん節約してるし無駄遣いしてるわけではないです。でも増えていく(笑)みなさんもこの方法は根本的な解決にはならないと思うのでご注意ください。


次に2について。当たり前といえば当たり前ですが、未経験なので特にできることがない。ファッションに関するアプリの開発をしているのですが、ファッションに詳しいわけでもなく(むしろ疎い)ITのことに詳しいわけでもない(こちらもむしろパソコン音痴の部類です)。そして営業だったので商品を売る自信はあったが売る商品がない(笑)


次に3について。最初は資金調達を目指して動いてみました。VCを2、3社回って思ったことは非効率だということ。まず断られた理由が全くわからない。メールの自動送信で連絡がくるだけで本当に簡単なフィードバックもない(どこの会社も一言もない)のでなにを改善するのがいいのか全くわからず、そこに費やす時間がもったいないなと思ってやめました。まあ収益のため活動しているのはわかるけど、元金融機関に勤める身としてもう少し業界のためにタネをまく行動というかそういう動きすればいいのにと思いました。起業してる人なんてみんな揃って右も左もわからずの人なんだから。自動送信にしても3パターンくらい作って送るとかすればいいのになと。もちろんちゃんとしたところもあると思うのでみなさんもちょっと挑戦してみてほしいです。そしていいところがあったら教えてください(笑)


次に日本政策金融公庫に行きました。そこでは資本金が多いこともありとんとん拍子で話がすすみ500万円借入することができました。これも人によって違うと思うけど要素としては勤続年数が長いとか、人柄とかそういうのがあるみたいです。まあこれも他にネットでたくさん載っているので自分で調べてみて自分の場合どうなのか調べてみるのがいいと思います。


最後に4について。補助金で使えるものないかと探し回っていろいろ調べましたが結局どの補助金もある程度形になっている若い企業をサポートするやつとか、コンテストとかで実績のある人に対する補助金とかで、起業一年目の人が現実的に使える補助金はないみたいでした。あったとしても一年前から補助金をもらうための準備をしないといけなかったりして、だったら一年早く自分でやるわってなりました笑(僕の場合前職が副業禁止だったので)



ーメンバー集めはどうする?ー

次にメンバー集めについて書きたいと思います。メンバー集めは人によっては結構難しい部分もあるのかなと思いますが、僕の場合はとてもラッキーというか恵まれていたので起業して4ヶ月くらいでとんとん拍子に5人集まりました。僕の場合は友達や友達の知り合いなどです。そして集まったのはみんなエンジニア。ひとりはアパレルだったけど転職してエンジニアになったから結果的に全員エンジニアになってしまった(笑)なので会議は毎回社長である僕が進行を止めて教えてもらいながら進むという謎スタイルです(笑)


大阪にいた時にシェアハウスしていた友達(ピチピチの20歳くらい)と大学のサークルの後輩と同期、高校の部活の同期と友達の紹介で知り合った同郷の先輩。


サーバーサイドが二人と、アプリのフロントの人と、デザインとかも含めて全般できる人と、なんでもサクッと作ってくれる人といい感じにバランスよく集まったみたい(笑)誘った時はその人が何できるとかは全くわかってなかったです。そして書いてて気づいたけどうちの会社の強みは人なんだなーと改めて思った(笑)みんなめちゃ優秀だし最近は会議の進行も任せてしまっている(笑)


とまああんまり参考にならないかもですが、メンバー集めの期間やってよかったなと思うことは、昔の友達とかにとりあえず話をしまくったこと。久しぶりの人とかも含めて一緒に仕事をしたいなと思える気になる人にはみんな声をかけました(笑)コロナもあるので会えない距離の人とか、ご家族と同居してる人とはZOOMとかでやりとりしてました。いきなり一緒にやろうっていうかはとりあえず自分がやりたいこと説明してみて、なんか興味もってくれたら誘ってみるみたいな感じでけっこうみんなフラットに話を聞いてくれてうれしかった(笑)


僕の場合まったくの未経験業界で知識があるわけでもないし、起業するってなんか他の人にあまり伝えたくないっていう気持ちがどこかにあって、話したら「こいつ何いってんだ」的な反応があるのかなと思っていたけど世の中けっこうあったかかったです(笑)


みなさんもとりあえず話してみるのはありだと思います。そこからなにかつながることもあるし繋がらないこともあります。でもとりあえず誰と話しても後悔することはなかったです。何も生まれなくても純粋に話を楽しんで終わりって感じでした。


かなり長くなったので続きはまた今度書こうと思います。その後どうなったのか気になったらいいねしといてください。それによって僕のモチベーションが上がったら早めに起業後の半年について、最初の入金が入るまでのこととか、上手く行ったこと、失敗したこととかまとめて書きます(笑)


読んでくれてありがとうございました。

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